公的年金をもらっている人の年末調整のポイント


最近は、公的年金をもらいながら働く人も珍しくなくなりました。さて、年末調整は、原則として給与所得について税額を確定する作業ですが、給与と年金・両方もらっている方の取扱いはどうなるでしょうか?

まず、収入金額としては、公的年金は雑所得なので、年末調整の対象外です。今は基礎控除申告書の関係で何の所得でも申告する体になっていますが、配偶者(特別)控除が減るほどの所得でなければ、年末調整で申告しなくても実害はないかと思います。

公的年金の二つ目のポイントは、そこから介護保険料が特別徴収されていることです。これについて、年末調整で社会保険料控除を受けられるのでしょうか? 

受けられます! これは、『令和3年分 年末調整のしかた』p.32、p.92 問9 に明記してあります。

なので、年金から控除された社会保険料の額を「給与所得者の保険料控除申告書」の「社会保険料控除」に元の資料から転記すればOKです。