月次決算を月初に終えるには

昨日は月初だったので、個人の家計簿と、税理士事務所の月次決算(1月)をしました。
月次決算にご興味がある方のサポートをしている関係上、自分でも当然やるべきと考えているからです。

といっても、日々、自動化をしつつ入力が済んでいるので、意外と一瞬です。

税理士が自分の月次決算をどのように行っているかまとめてみました。

本などで勉強してみるのも手です

毎月1日にやること

私の場合、交通費はモバイルSUICAではなく、昔ながらのICカードでデータを集めています。

ただ、20件しか保存できないため、週1・2回、ICカードリーダーで読み取らせています。
その際は、RPA(Power Automate)を使っています。

YouTube:RPA Power Automate 事例と対策

これで、交通費データを毎週Excel貯めてありますので、ここから経費になるものをフィルタで抽出、エクセルインポート形式(振替伝票)に関数で変換して、インポートします。

そのほか、プライベートのクレジットカードで払った経費も、同様にCSVからインポート形式に変換して取り込みます(光回線代くらい)。

それから、売掛金の計上もれがないことを確認して、Excel関数で消費税納税額の見込み額を計算して、租税公課/未払消費税の月次計上をします。
消費税の納税のために、いくら貯金すればいいか?(税込経理・簡易課税編) | 木村将秀税理士事務所

その後は、推移表で今月だけない収益費用がないか(光回線代は1カ月遅れなので考慮)見て、前払費用が順調に減っているかなどを見て、終わりです。
月末にやるのは、10分程度です。

なぜ、月次決算がすぐに、翌月初に終わるかといえば、日々コツコツ入力しているのと、会計ソフトの自動化をしているからです。

日々行っていること 経費

経理や確定申告がおっくうになってしまうのは、まとめてやろうとするからです。
日々、少しずつ行っていれば、大変ではありません。

私の場合、レシートがある現金・SUICA払いの経費は非常に少ないので、レシートをスキャナで読み込ませています。
freee会計のファイルボックスにアップロードすれば、自動登録ルールにより、入力が終わります。
新規のお店の場合は、自動登録ルールを設定します。

YouTube:freee会計でスキャナ保存 設定・入力の初歩

これまで、現金取引は入力してエクセルインポートしていましたが、スキャナのほうが楽なので、変えました。

事業用預金口座、事業用クレジットカード(おすすめです)、Amazonビジネスからは、データがAPI連係→パターンに応じて自動登録されるので、何もせずに終わります。
新規取引先の場合のルール設定も同様です。

TAINS会費だけ、勘定科目も不課税・課税の2行に分かれるので、取引テンプレートを確認して手動登録が必要ですが。

といっても、これだけ楽にはるには、日々のルール設定、取引テンプレートの作成を行い、2年くらいかかりました。

ネット取引(電子取引)でレシートがないものは、経費にするために、ログインして請求書などをダウンロードする必要があります。
私は、家事按分したらごく少額になる携帯電話代などは、手間を考慮していっさい経費にせず、ダウンロードもしていません。

日々行っていること 売上

売上については、お客様からは原則、前金でいただいていますので、入金時は前受金になります。

当月の月初に、前月までの期間を選択して取引先別の前受金を見て、+更新で当月の売上高に振り替えます。
ここで、未入金がある場合も分かりますので、後日の請求業務に反映します。

外注の仕事については、役務提供完了日に、即、取引入力→収入・支出形式から、決済日を含めて登録することが多いです。
件数が多ければ、収入取引のエクセルインポートでもいいのでしょうが、多くはないので。

取引先マスタ上で、入金期日を設定しておけば、取引先を選択するだけで決済期日もワンクリックで登録できます。
(API連携された預金口座から、売掛金の回収が自動登録されます)

万一入金が遅れている場合は、freee画面上にその旨表示されますので、すぐに問い合わせも可能です。

月末締めの外注仕事の場合は、予定が決まっていたら、1日のうちに月末日付で売掛金/売上高を入れてしまいます。

一部、報酬自動支払制度を使っているお客様については、請求の処理を掛けたときに、売掛金/売上高を入れます。
忘れないようにするためです。

売上については、まだ手間がかかっているので、改善が必要と考えています。

日々、経理をすれば、月次決算もすぐに終わりますし、この数字を見て動くこともできます。
ぜひ、月次決算ができるような体制を整えていきましょう。

近況報告

今日は税理士業を。

ビル・エヴァンスの「マイ・ロマンス」(1961)と、レッド・ガーランドの「マイ・ロマンス」(1956)が全く同じ曲に聞こえなくてびっくり。ビル・エヴァンスは、超高速で弾いているのだということは分かるけれど。ひさびさにジャズを聴く素朴な驚きが得られてよかったです。

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