ジャズ喫茶 Jazzと喫茶はやし

ジャズ喫茶マサコの従業員だった人が新たにジャズ喫茶を開業したと雑誌で知って、10年ぶりに下北沢へ。マサコのような賑やかさとは違ったけれど、マサコのように気楽なお店でした。

ビルの地下がジャズクラブ? 練習の音がよく聞こえてきます。そんなジャズ度の高いビルの階段を上がると、Jazzと喫茶はやし(囃子)が。

夏に行ったので、冷たくて甘い飲み物をいただきました。音楽を聴いているのに、不思議と静謐な感じがします。

その前に適当に見つけたランチの店mona recordsが、10年前にも入った店だったので、驚きました。人の好みは案外変わらないんですね。「けもの」のCDも出しているお店です。

下北沢のB&Bでは、『エレクトリック・マイルス』という素晴らしいマイルス研究書を見つけました。

下北沢の古本屋やディスクユニオンは品ぞろえが良いです。ライブ会場でしか売ってないレアなCDを手に入れたこともあります。

新聞販売店の所長から聞いた社長業

  • 会社を変えられるのは社長しかいない。変えることが社長の仕事
  • 変えることは本当は楽しいこと。そのことを知らずに、変えることを面倒がり、毎日同じことをやっているから仕事がつまらなくなる
  • 業務に追われても、1日数時間は業務の交通整理・問題点の把握と改善方法を考えることに費やし、どこかで効率的なシステムに一新しなくてはならない
  • 仕事の順番を並び替えることで、5個の仕事を3個に減らせることがある。仕事をなくすのが社長の仕事
  • 仕事を細分化し、ひとつの仕事を複数人でできるようにしたり、複数の仕事を一人でできるようにする
  • 最終的にはパートだけで仕事ができるようにする
  • 人間を大事にするが、人間に依存しない
  • 社員には嫌がられても厳しく接客の基本を教える
  • 人口減による売上減は確実なのだから、最も手数料の安いネットバンキングを利用するなどして、コストを削減するほかない

元旭川、当時札幌で所長をされていたTさんの言葉です。記録まで。

税理士のための400箇条

税理士新聞連載をまとめた『税理士のための百箇条』シリーズもついに4冊目。400箇条になりました。

平成27年ころから読んでいます。4冊目から突然装丁が変わって、「税理士のための百箇条」は副題に。逆に「実務と判断の指針」という副題は抜け落ちてしまいましたが、これは、税理士としての判断基準を磨くための本です。

「コーヒータイム」とありますが、コーヒーの話は出てきません。カフェで一息つきながら読むような本であるということです。

といっても内容は面白く、税金の制度を概説した本にはぜったいに載っていない知見にあふれています。これを先に読んでおけば、あんな処理はしなかったのに……! と思うこともあるかもしれません。

なお、税理士新聞を発行するエヌピー通信社は、なんと日本新聞協会加盟。ニュース配信など。通信社らしいこともしています。単行本は財経詳報社。税務関係の出版ではけっこうディープ、レアキャラ感があります。

九頭竜 純米(福井)

出張先のホテルで飲んだお酒って、おいしくてもなかなかもう一度出会えないものですが、数年ぶりに近所の酒屋で再会しました。地元によい酒屋が三件もあって、用が足りるのは幸せなことです。

私の好きなタイプのお酒は、香りが穏やかで、刺激があって、コクがある。あらゆる要素に強さがあるのに、バランスが取れている。すっきり・まったりの対極にあります。芳醇辛口というやつですね。その中でも、コクの濃淡があります。

  • コク大:真澄 奥伝寒造り 純米酒(長野)
  • コク中:雪の茅舎 純米酒(秋田)
  • コク小:九頭竜 純米(福井)

どれも好きですが、コク小のほうが、するすると飲みやすいです。家飲みのときは、ペースが速くなりがちなので、注意が必要です。

最近は、酒屋で買うとそんな高くないのに、スーパーで買うとワンランク高い値段がついていることがあって、気になります。最近の出荷分から値段が上がっているのでしょうか……。

「源泉所得税及び復興特別所得税の誤納額還付請求書」の添付書類

これはちゃんと、添付書類が国税庁ホームページに書いてあります。親切ですね。 <徴収高計算書>というのは、「源泉所得税の納付書」のことです。

問題は、<総勘定元帳の「預り金」勘定部分など>。まあ、会計ソフトから預り金勘定の、その内訳があるなら源泉税の元帳を出せばいいんだな、というのは分かります。

では、どういう状態の預り金勘定を添付すればいいのか? 誤納とは、「義務がないのに納付してしまった。納めすぎ」という意味です。本来、預り金は預かった額と同額を納付します。納付後は、残高が0になるわけです。もし納めすぎるとどうなるか。

納めすぎた金額分、預り金がマイナス残高になります。「このマイナス残高の絶対値を還付してください」という還付請求書を書いて、無事還付されれば、預り金のマイナス分は0に戻ります。還付にあたっては、電話で税務署から問い合わせがあるので、対応できるように準備しておいてくださいね。

税率を上げずに増税する

最近の税制改正は、「税率を上げずに増税する」ことばかり考えているような気がします。インボイス制度もそうです。消費税率は10%で据え置きつつ、免税事業者を減らす or 払った経費を仕入税額控除できなくして税収を増やす。

所得が増えると基礎控除が減っていく仕組みとか、こんなの最高税率をちょこっと上げれば済むことじゃないですか。税率を上げることのネガティブインパクト(高額所得者は投票数が少ないんだから気にすることないのに)を避けたいがために、大多数の人に迷惑をかける(年末調整の書類の複雑化)。愚策だと思います。

税率を上げずに税収を増やし、かつ、国の経費を減らすアイデアなら私にもあります。法人税の、所得税額控除。あれ、1円でも預金利息の源泉税があれば、最大99円納税を減らすことができてしまうし、還付のための振込手数料・はがきの送料もバカになりません。控除額<100円の場合は適用除外にしませんか。

「たまたま土地の譲渡があった場合の課税売上割合に準ずる割合の承認」の添付書類

国税庁のホームページの「消費税課税売上割合に準ずる割合の適用承認申請書」の説明だと、[添付書類・部数]が空欄じゃないですか。でも添付書類は要るし、部数は2通なんですよ。

たまたま土地の譲渡があった場合に、課税売上割合に準ずる割合の承認を受ける場合も、添付書類の説明はなし。自分で適当に付けて出すと、あとで電話がかかってきて、「あれとこれを出してください。規則なので」と言われる。規則なら書いといてくれって話なんですけどね。

まあ、自分で考えれば分かると言われればそのとおり。「土地の譲渡があった場合」に出すのですから、その証拠は最低でも2つです。

  1. 土地の総勘定元帳で、土地の簿価が減少していることを証明
  2. 登記簿謄本(全部事項証明)で、土地の所有権が自社から他社に移転していることを証明

2. については、「譲渡側が登記申請時にもらえる法務局の書類」+「ネットで取れる登記情報」のセットでも、承認は受けられます。

山下達郎「KISSからはじまるミステリー」

Kinki Kidsへの提供曲のセルフカバーで、「SONORITE」(2005)収録。このアルバムの存在自体は、当時ソニ☆モバで知っていたのですが、先日FMラジオでこの曲がかかって、びっくりして買いました。(聴いてびっくりしたCDは買うようにしています)

何に驚いたかというと、ケツメイシRYOのラップです。初見では達郎がラップしているようにしか聴こえない。この曲をかけたラジオの人も、同じ感想を述べていました。声質をヤマタツサウンドに寄せているのでしょうか。

ああ、ラップが入ってるんでバンド演奏がないのね、と、歌詞カードを見ていると、徐々に横溢するR&Bのムード。こ、これはラッパーとコラボしたケミストリーのようだなあと思って最終ページを読むと、謝辞に松尾潔の名前を見つける、という楽曲。

さっき、「故意はミステリー」とタイポして、一転して推理小説に……。曲名は「恋はミステリー」じゃないので注意です。

VAIO Z 2021 年 2 月モデルを Windows 11 にアップグレードする

Windows 10 ユーザーのみなさん! 右下に、見慣れない通知アイコンが出ていませんでしたか? Windows 11 へのアップグレード準備が完了しましたの通知です。

しばらくすると消えてしまいますが、「更新プログラムの確認」から行けます。

VAIO Z で光回線だと、ボタンを押してから 1 時間 10 分ほどでアップグレードが完了します。(念のためバックアップを取ってから開始しましょう)

ログイン画面が一新されて、「おおっ」と思いますが、意外に変化がありません。目新しい中央揃えのタスクバーのアイコンも、左端に戻せますし。

Win + W のウィジェット起動と、Win + Z のスナップを覚えると、新しい OS になったなあーと感じます。

ウィジェットは、どうでもいいニュースばかり。消してもすぐ復活します。気になる人は天気と ToDo のウィジェットを大で設置して、目につかないようにしましょう。

インボイス、対応しないとどう損するか

消費税は、一言でいうと粗利にかかる税金です。

だから、会社が赤字でも納税します。売上や粗利率がアップすれば納税額が増えます。消費税率が上がっても増えます。

2023年10月から、インボイス制度が始まって何もしなければ、まず、あなたが損します(「簡易課税用」の消費税申告書が届く会社を除く)。

売上や粗利や税率が変わらなくても、納税額が増える場合があります。

それが、仕入先・外注先から、インボイスをもらえない場合です。今までは、仕入や外注をすれば納税額は減ったのですが、彼らからもらう請求書が「インボイス」じゃないと、減らなくなるのです。

だから、まず、彼らに「インボイス、もらえますか?」と聞いてみないといけません。もらえればOK。もらえないと、あなたの消費税の納税が増えます。

立場を変えると、あなたのお客さんも、あなたからインボイスがもらえないと損します。買い手としても、売り手としても、対応が必要です。