電話営業は、するのもされるのも苦手

昔、テレアポをやっていました。

すごく嫌でしたね。電話をかけるのが。電話をするまで数時間かかったこともありました。

いまもたまに電話で営業が来ますが、自分もやっていたことがあってなんですが、電話営業って、怪しいですよね。

なので、いまはやっていません。

電話営業が効果的なのは、ものすごく有名な人だけでは?

また昔の話ですが、「ブッチホン」という流行語がありました。

一国の首相が、仕事を頼みたい人にみずから直電することが多く、電話をもらったほうがびっくり、恐縮、うれしくなって、仕事を受けてしまうということでした。

首相とか、王族とかから電話がかかってきたら、自慢できますよね。かけてきたのが首相・王族クラスなら、こっちは知っていますから、怪しいとは思いません(詐欺かも、とは思っても)。

電話営業ができるのは、そういうやんごとなき人だけ、超有名な会社だけではないかと思うのです。

知らない人からの電話は怪しいし、自覚しているから言い方も婉曲になる

税理士などの士業(サムライ業)業界であるあるなのが、「客を装った営業」です。「客を装った」って、ニュースでしか聞かない用語ですよ。

「顧問を依頼したい、顧問先を紹介できる」という触れ込みです。

しかし、あるあるなので、もうだまされる人もいないのではないでしょうか。怪しい電話番号も出回っています。

でも、知られていないので、何とか電話を続けてもらえるような言い方になってしまう。

これが、自分が何度かやられて嫌な思いをしたので、自分でもやりません。

電話をしたくないので、ネットで営業しています

私はいま、ホームページを作って営業しています。

電話は、するのもされるのもテンションが下がります。

今日は、インボイス登録センターに電話をし続けて、まったくつながらず、なんだかなあと思ってしましました。

千葉、東京、神奈川、山梨の事業者を一つの電話番号で受け付けるって、「無理」としか思えません。話し中か、ベルが数十回鳴って切れてしまうの繰り返しです。

「電話でしかできないのか……」というのは、かけるほうも、受けるほうも、嫌なものです。

自分でやり方を決められるのであれば、電話以外のやり方に発想を広げていきたいものです。


今日の初めて

  • WordPress プラグイン Advanced Ads
  • とあるネットセミナー受講
  • ホームページにGoogleアナリティクス導入

ネットで名刺を購入するなら

名刺、ネットではいろんなところで売っています。

郵便局から、ハンコ屋さんから、印刷屋さんまで。

だいたい、既存のテンプレートから選んで購入するものが多いです。

いろいろ調べましたが、ラクスルがよかったですね。

テンプレートをもとに変更していくのはよそと同じですが、その自由度が非常に高いです。

一から作り変えることもできるほどですが、テンプレートを改変していくだけで、なかなかの見栄えのものが作れます。

画像貼り付け機能を利用して、QRコードを印刷することも難しくありません。

両面印刷も可能(名刺の編集画面で2ページ目を作ればよい)で、料金もそれほど高くはありません。

その編集済みのテンプレートを保存して、次回の印刷時に内容を微修正することも可能です。

「ネットサービスなら、このくらいできてほしい、できてふつうだろう」と思っていましたが、その「ふつう」を実現したサービスとして、おすすすめです。

Perfume が Dream Fighter で、「普通」は、平均的という意味ではなく、「理想的なもの」という意味だ、と歌っていましたが、まさにそんなイメージです。

立教大学の卒業20周周年の集いに行ってみた

20周年、30周年、40周年~ の同時開催でした。

20周年は、人、少なかったですね。30周年以上は盛況だったようです。

20周年は50人くらい。他は200人くらい。

1学年2,000人くらいはいるので、50人集まったところで知り合いに出会う確率は低いとは思っていましたが、本当に1人も知っている人がいませんでした。

40代は、みんな忙しいので、なかなかこういうところには来ないのでしょうか。

でも、驚いたことに、30周年のほうで前々職が同じだった方が来ていました。

久しぶりに名刺交換をして。

こういう場では、「今のお仕事は?」と振られたら、ぱっと名刺を出せるようにしたいと思いました。そういう質問が出るような話の持って行き方としては、

この大学からは、広告業界に就職する人が多い。でも自分はそこをやめちゃって……というような感じで。

こういう場はあまり得意ではないのですが、場数を踏んでみたいと思います。

freeeのエクセルインポートをRPAで行う/そのExcelを索引簿にする

ひさしぶりに Microsoft Power Automate のフローを作ってみました。

「エクセルインポート」の画面(ブックマークしておくといいです)を開いた状態から実行します。

この、開いた状態を作るのは、人間がやったほうが、手間がかからないですね。

freee では現状、「事業主借」取引や振替仕訳は、すべてエクセルインポートで入力しています。

これのいいところは、もう、仕訳として Excel ファイルができているわけですね。

なので、このインポート元のデータをもとに集計をしたりすることも可能です。

ただ、 freee を直したら、Excel も直さないといけないので、無理は禁物。

インポート用エクセルから索引簿を作る

それよりは、このインポート用のファイルを生かして、電子帳簿保存法の索引簿を作るということも考えられます。

インポート用の Excel ファイルに、「電子」という列を作って、PDF 請求書から打ち込んだ行には、「 1 」を入力しておきます。

その列を 1 でフィルターをかけて、別のシートに貼り付けます(電子取引のみの仕訳を取り出します)。

別の列に、連番を振ります。

その連番を、Flexible Renamer などで、PDF 請求書に振ってしまう。ファイルの並び順に気を付ける必要がありますが(時系列ソートで何とかなるか)。

これを、月末や期末に一括で行えばいいと思います。

API 連携のネットバンクなどの取引は、別途行う必要がありますが。

中小企業は、そもそも索引簿がいらない可能性大

上司に見せるため等の理由で、従来から PDF 請求書なども印刷して、ファイリングいたような小さな会社の場合。

(1) その印刷・ファイリングの業務フローはそのままで、(2) PDF 請求書を別途データのまま保存をしていれば、電子取引データ保存義務は、満たしたことになります。

真実性確保のための事務処理規定もいりません。

(1) と (2) を、税務調査時に調査官にぱっと見せることができれば OK です。

大きな会社はダメって言われるでしょうけどね。

あと、税理士も、ダメなんだろうな。事務処理能力あるだろ! と言われそうです。

木村将秀税理士事務所のホームページを開設しました

木村将秀税理士事務所 – インボイス、スモールスタートのメール相談受付中@日限山 (kimurazeirishi.com)

横浜・日限山で、税理士をやっています。

自分のホームページを作るのなんて、2000年以来、23年ぶりです。

2000年当時は大学生で、立教大学のサーバーに、「ネオジオフリークサポートページ(非公認)」というゲーム情報サイトを作っていました。

メモ帳で。その後は oedit を使っていましたが。『ユニバーサルHTML/XHTML』という本で勉強して、タグやCSSコードを手打ちしていましたね。

で、いまは WordPress です。HTMLタグやコードは知らなくても作れます。

知らなくても、親切なサイトがコードを公開していますし、何ならAIも教えてくれるのでしょう。

よろしければ、ご覧いただければ幸いです。

他の専門家(〇〇士)と税理士との違いは、ハンコを必要とするかどうか

国家資格の専門家にはいろいろありますが。

登録時にハンコ(正式名称は、印章)の作成を求められる専門家と、そうでない専門家があるようです。

税理士は、登録時にハンコを作ることを求められません。

他の士業では、ハンコ屋さんをあっせんされることもあるそうです。で、高額なハンコをすすめられる。もちろんそこで買う必要はありませんが。

ハンコの有無は結局、業務上、紙が必須かどうか、というところにあるように思います。

税理士は、もう、紙を必要とはしないですね。

紙は何のためにあるか。

他人に見せるためにあるわけです。

その見せる方法は、企業間のやりとりでは、PDFをメールにつけて……というのがふつうになるなど、印刷にとらわれなくなっています。

専門家が作成した証拠としてのハンコを押して、役所に出すのが昔のやりかた。

今、税理士は、作成した申告書をXML等のデータにして、税理士専用のID・パスワードを用い、さらに税理士専用の電子証明ICカードによる電子署名をつけて、役所に送信します。

こういった手続きが、サインやハンコの代わりであるわけです。

ハンコの介在する余地は、どこにもありません。

私も税理士としてのハンコは持っていません。

税務署以外の行政とのやりとりでも、押印欄廃止の政策の影響で、 (印) の印字がないものが増えました。

これの何がいいかというと、紙の書類が必須の手続きでも、先方に記入さえしてもらえば、スキャンデータをメールで受け取り、役所に出せるということです。

いま、ハンコを求められるのは、銀行関係(銀行届出印)、不動産取引くらいではないでしょうか。あと、一定額以上の退職金の受け取りに、実印が必要だったりします。

あ、税理士会では、ハンコを押す欄のある書類がいくつかありました。なのでいちおう、ハンコと朱肉は持ち歩いてはいますが。

ハンコのない世界のほうが効率的です。そこを探して、生活していきたいものですね。

法律の世界にあこがれていたが、そうでない世界と変わらないとも思う

以前、税理士業界と違うところにいたときは、税金の世界は、法律があって、ちゃんとそのとおりに実行されてていいなあーと思っていました。

もちろん、どの業界にもルールがあり、内規があるわけですが、やはり実行不能な規定というのは、空文化してしまうものです。

その空文化しているルールが何となく、嫌だなあと思っていて(若かったからですが)、税法の支配する業界にあこがれていたのです(隣の芝生は青い、ですね)。

インボイスと電子帳簿保存法の今後は

さて、インボイスと電子帳簿保存法ですが。

インボイスは、2023年10月から始まって、次々に出てくる国税庁の新たな見解に翻弄されている方もいるのではないかと思います。

電子帳簿保存法の、Amazon領収書などのデータ保存は、まもなく、2024年1月から義務化されます。これも、国税庁から実際の取り扱いについて、文書が出ていますね。

インボイスについて、国税庁は何が言いたいのかというと、「インボイス登録番号のある課税事業者から仕入れさえすれば、OKですよ」ということですね。

もらったインボイスに不備があっても、ありとあらゆる方法で挽回が可能です。ということは、税務調査で記載事項の不備について修正を迫られるということは、考えにくい。税額に影響のない、指導にとどまると考えます。

さまざまな経過措置のある6年間に、日本型インボイス制度(本来のインボイス制度とは、だいぶ違うものです)に慣れて、定着していけば、問題は小さくなっていくと予測しています。

中小事業者における電子帳簿保存法(電子取引データの保存)についても、調査に支障さえなければ、青色申告承認の取り消しなどということは起こらないでしょう。

調査でケンカ・対人戦になったら、どちらも別ですけども。

法律だろうと内規だろうと、実行不能な条文は空文化していくもの

インボイス保存と電子取引データの保存の義務化を、中小の事業者が完璧に行う時間も人手もありませんし、税務署から見ても、その義務をちゃんと果たしているか、調査しきることは相当難しいでしょう。

なので、次々に取り扱いを緩和するような情報が出てきて、法律が空文化していっているわけです。

法律の世界でも、契約の世界でも、同じことです。実行不能な規定は空文化していきます。

修正履歴がわかる会計システムなどを使用する(優良電子帳簿というやつです)。

紙だろうがデータだろうが、資料をぱっと取り出せるようにしておく。

これらは、中小企業を経営していく上でも、不正を防ぐために必要なことです。それさえできていれば、インボイス・電子帳簿時代の税務調査も、必要以上に恐れる必要はないと考えます。

無理のない制度対応をしていきましょう。

SNS のアカウントを作ってみた

連絡ツールとして、いろいろつくってみました。基本、すべて PC で行いました。

Facebook 編

Facebook のアカウントを作ってみました。

最近のブラウザは、パスワードを自動生成&保存してくれるのはいいのですが、正式にアカウントが作成される前段階で、パスワードを保存してしまうのですね。

なので、以前「登録しようかな……やっぱやめた」となったときのパスワードが出てきてしまい、「登録済みなの? そうじゃないの?」と、ちょっとあせってしまいました。

そのせいで、アカウント作成中に不正を疑われ、「アカウントを凍結しました」と……。でも電話番号を登録したら、難なく行きました。

あとプライバシー設定、公開範囲の設定をしました。これは、 Mixi をやった経験のある人には、イメージがつかみやすいですね。

名刺に記載したメールアドレスで検索されるようにしておきました。同姓同名、ネット上に数人いますので。お医者さんとか、スポーツマンの人は、私ではないです。

Instagram 編

Facebook と同じ会社なので( M&A 先)、油断していました。

なんか、「 Facebook でログインする」みたいなメッセージが出るから、パスワードは共通なのかと思って、ちゃんと記録していませんでした。

あくまで、別の ID と パスワードを登録するのですね。

それで、初期パスワードを見失い、再設定するはめに……。

写真投稿という性質上、趣味のお酒と音楽をアップするかもです。

Threads 編

こっちは Instagram と本当に同じ組織なので、その画面から、簡単にログインできます。

いまは、ちゃんと、 X (旧 Twitter )同様、フォロー中のメッセージだけを見ることができます。

おすすめ投稿も見られますが……噂に聞いていたとおり、ひたすらキラキラしているショート動画や文章を見せられます。

誰なんだ、実在するのか、何のためにスレッズに投稿しているんだ……と疑問がわいてきます。

それこそ自分は何を書こうか……思いつき、ですかね。

Mixi 編

これは、2006年にアカウントを取りましたね。当初は招待制で、同世代の人たちがみんなアカウントを取っていました。

大半の人が、アカウントそのままになっています。

これに今さら何を書けばいいんだ……と思いましたが、昔のネットコンテンツ「日記」ですね。そう投稿フォームに書いてあります。気が向いたら書こうかと思います。

税金を理由に行動してはいけない理由

「税金がお得だから、これやろう」とは、思わないほうがいいです。

副業、太陽光発電、不動産投資、住宅ローン、その他もろもろ。

税金が割安だからといって、日本酒を飲みますか?

私は、お酒は嫌いなほうではないので、週に2~3回、自宅で飲んでいます。外ではたまに。

お酒には税金がかかります。お酒1リットルあたりの税金が、いちばん安いのは何だと思いますか?

日本酒(清酒)と、果実酒です。わずか、1リットルあたり10円。

日本オリジナルのお酒だから、税金的にも優遇している、というイメージでよろしいかと思います。

でも、「お得だ! じゃあ日本酒を飲もう!」とはならないですよね。自分が好きなお酒をのむ。それでいいと思います。

何か行動を起こすにあたって、この原則は他にもあてはまるのです。

税金は毎年変わるので、来年もOKとは限らないから

大きな理由は、今年、税金がお得だったからといって、来年もそうだとは限らない、ということです。

マンションを買って相続税対策、というのもたいへんやりにくくなりました。

副業で損を出して多額の源泉税の還付を受けようと試みても、その還付する必要がある人間であるか、形式的に判断されて、難しくなりそうな動きもあります。

一見税金がお得に見えて、そうでない場合もあるから

相続時精算課税の制度が利用しやすくなりました。

しかし、相続時精算課税制度は選択制です。

これを選ぶと、自分はこの制度を積極的に利用して節税に励む必要がある人間であると、税務署にお知らせすることになります。

(もちろん、将来的に相続税がかかる見込みがないから、早めに次世代に資産を移すという利用方法もあります)

また、住宅ローン減税を受けたことが会社に知られると、会社を辞められない人間であると判断されて、急に厳しい部署に異動させられたりします。

行動する前に税金の影響を知ることは大事ですが、税金だけを理由に行動しないことをおすすめします。

守りを固めるから、攻めの判断ができる

前職は広告業界でした。

広告業界というところは、攻めのサポートをするところです。

私がいたのは、その斥候のさらに兵站部隊のような、縁の下の仕事でしたが(大事な仕事です)。

とはいえ、攻めというのは、社長しだい、経営者しだいの個人技の世界であるとも感じていました。

この人だからすごい、売上が立つ、後継者も育つ、会社が大きくなる、というものです。

その一方で、攻めようのない状況になったら、攻めをサポートしようがないこともあります。

しかし、守りに関してはいつでもサポートできますし、知は力なりです。

知っていれば経費を、税金を抑えられます。

そういった支出の予測、リスクを把握しているからこそ、攻めで正しい判断が下せます。

来月の経費がこのくらいだとすると、黒字にするにはどれだけの売上が必要なのか。利益率は何%にすればいいのか。

利益は売上-経費ですから、売上が振るわないときでも、経費側を抑えれば、黒字にすることができます(難しいときはもちろんありますが)。

税理士を、そんな黒字化のパートナーとして役立てていただければ幸いです。

私も今月の経費をだいぶインポートして、「そうかー、あとこれだけ売上がないと、今月赤字か……」と計算しているところです(いちおう、単月で黒字を予測していますよ!)。


今日の業務

  • freeeの導入、Excelインポート、ネットバンクの口座連携
  • レシートの保存(13ポケットファイル。ダイソーで220円)
  • 電子取引の保存
  • WordPress に SiteGuard をインストールして、度重なる「サイトロックアウト通知」を止めた