Steam Deck で SNK ゲームを遊ぶ

Steam Deck が10%OFFになっていたので、買いました。

餓狼MOW2が3Dグラフィックで出るらしいので、強いグラボを積んだPCが必要になったためです。

起動すると、初回はログインが必要です。しばらく経つと、再度ログインを求められることも。

ハードウェア

公式ドック(ドッキングステーション)が出ていますが、より安価なWindows用ドックが動作します。バッファロー LUD-U3-CGC のように、電源を供給できるタイプの製品が必要です。USB-C が一つしかないので。

ドッキングステーションにつなげば、ゲーミングディスプレイも、Windows/PS4用のファイティングスティックαも使用可能になります。

Steam Deck 本体の液晶ディスプレイは、VAIO Zやゲーミングディスプレイの発色の良さに慣れてしまうと、かなり物足りない色味ですね……。

でも、デスクの奥行スペースをほとんど必要としないミニマルサイズなので、スティックコントローラの置き場所を確保しつつ遊べるのはよいと思います。

スクリーンショットも、[Steam]+[R1]同時押しで撮れるのですが、PC版のF12でぱっと撮れる気軽さはないですね……。

ゲームの起動時間は、PC版より長いです。(64GB版)

サムライスピリッツ ネオジオコレクション

互換性が「確認済み」なので、まったく問題なく動作します。

VAIO Zでは、タイトル画面、3D表現の桜の花びらとロゴがカクカク描画でしたが、Steam Deckでは当然なめらかに表示されます。

餓狼 Mark of the Wolves

互換性が「プレイ可能」とあり、起動したあと、画面サイズを「フルスクリーン」に設定しなおさないと、メニュー画面がぼやけた感じになります。

また、起動時にはいろんな設定がやり直しになります。

アナログジョイスティックのできがよく、必殺技もガンガン出せ、初見でワンコインクリアできました。

しかし、その後、何をやっても起動しなくなってしまいました。ファイル整合性確認・再インストールは、したんですけどね……。

ティンクルスター・スプライツ

互換性が「不明」とあります。起動すると、音声は聞こえて、操作もできるのですが、まったく画面が表示されません。外部ディスプレイに出力しても真っ暗なままです。さすがに、一般人にはプレイ不能ですね。

朝日山 純米酒(新潟)

「朝日山 純米酒」を買うのは2回目ですね。買ったのはファミリーマート。コンビニの日本酒の品ぞろえも、なかなかバカにできません。

特に酒どころのコンビニは、ですが、たまにはお酒を変えてみようと思ったら、単なる都会の店でも一度覗いてみる価値はあります。

セブンイレブンは、イトーヨーカドーと同じような品揃えですけど。

隣の写真は、参考に「沢の鶴 生酛造り 純米※」。これは、「淡麗」「中口」と書かれていないタイプのお酒では、いま、一番よくあるタイプの味の製品です。「濃醇辛口」と書いてあっても、ほとんどこういう、すっきり目の味なんですよね。

でも、「朝日山 純米酒」は違います。ラベルの説明では、「ほどよい酸味」「コク」「キレ」と濃醇辛口好きのキーワードが羅列され、公式サイトでは「飲み応え」とあります。

キーワードだけでリスクを下げるのはなかなか難しいのですが、濃醇と似てるけど「芳醇」というのは避けたほうがいいですね。

あと、参考になるのは、やはりAmazonのレビューですか。端的に味が書いてあるので、買っていいのか悪いのかが分かります。

で、「朝日山」は、本当に飲み応えがある、マイルドな甘酸っぱさ。おいしいお酒は、濃厚なジュースのような感じなんですよね。最近のあっさり・さっぱり味の日本酒に飽きたら、ちゃんと味のある、これです。

ハイスコアガールDASH (4) 感想 絵で語る漫画

1998年編が本格スタートしました。世間の評判は1998年編がいいみたいですけど、私は、2008年編のほうが緊張感があって好きでしたね。

この後の展開として、1999年アメリカ編があって、また、2008年編に戻ってくるのだと推測します。激戦祭、謎の男の幽霊、残した伏線がありますしね。

さて、福満しげゆきが、漫画のよくないパターンとして、「ヒロインが何の理由もなく主人公を好きになっている」を挙げていましたが、無印ハイスコアガールには、そういう面もなくはなかったです。

しかし、DASH4巻で、その理由が完全に説明され、説明されることで、小春は新しい段階へと自分を押し上げていきます。この流れで、挽回をしていると思います。

また、本でじっくり読むことで、小春の髪飾りが途中、無印時代のに戻される演出に気づくことができました。連載時は気づかず……。そのわけも明確ですが、文字にはされません。

絵で語るのがハイスコアガールです。渋谷から溝ノ口までのウォークでは(約11km)、数多の星々がきらめいていますが、もちろん現実にはあんなに星は見えません。通常でない状況を支えるための演出でしょう。

やはり、単行本を待っていた方が、コスト的にも作品の理解的にも、いいように思いました。

その他の小ネタ

今回、初めて雑誌連載を全部おっかけてみましたが、連載から単行本で若干修正が入っています。「体たらくだとママにバレたら」→「この体たらくだとママにバレたら」に。

小ネタでは、単行本のみのスタッフロールコマで、本編最終ページでは切れていたハルオの顔の右側を、多めに見ることができます。

スマートEX(東海道新幹線等のチケットレスサービス)利用のポイント

いまさらですが「スマートEX」を利用してみました。東海道・山陽・九州新幹線のチケットレス予約サービスです。

ANAマイレージカードによるチケットレスを利用したことのある方なら、イメージしやすいと思います。あれと同じです。

改札をQRコードかICカードで「ピッ」とすると、乗車票が印刷されて出てくるのも同じです。青枠の乗車票を持っている人を駅で見たことありませんか? あれです。

QRコードをスマホに保存するか、SUICAなどの交通系ICカードに連携させることで、いずれかを改札に読ませることで乗車できます。

スマートEXのサイトは、ちょっとの間操作しないでいると、強制ログアウトされるので注意です。

メリット

駅に行かなくてもチケットが買えることですかね。

あと、予約サービスといいつつ、「自由席」も買えます。指定した日の好きな新幹線に乗れます。

予約後、QRコードを保存するか、SUICAに連携させるかを選ぶのですが、選んだあと、再変更もできます。

SUICAで乗車するつもりだったけど、当日SUICAを忘れちゃった!というときは、その場でスマホでQRコード乗車に変更できます。

デメリット

料金が、じゃっかん割高になります。※早割みたいなものを使わない場合

ふつう、新幹線のチケットの「乗車券」の料金分で、新幹線駅の周辺の駅まで乗れるのですが※、スマートEXで買える新幹線の乗車券は、これができません!

在来線→新幹線・新幹線→在来線の乗換え改札も、スマートEXの「ピッ」で通過できますが、その前後の普通列車の料金がかかります。

その説明は、購入時にあるんですけど、なんか、腑に落ちない。紙のほうが有利で、デジタルで紙と同じにできないというのが。

デジタルの方が融通が利かず、紙の方が柔軟というのは、どの分野でもありがちですね。

「割高が嫌だ」という人は、自動改札機で、クレジットカードで乗車駅・降車駅を指定して「きっぷ」を買った方がいいでしょう。

※きっぷを改札に入れるとエラーで通れないことがありますが、きっぷを駅員さんに見せれば、料金が範囲内の場合、通してもらえます。

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編となるか 村上春樹『街とその不確かな壁』

At 11:44 AM 96.12.22…お願いがあります。また、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの続編を書いてほしいのです。…

こんにちは。…『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』はいつかあの続きを書きたいと思ってはいます。「僕」が森の中に入っていってどうなるのか、という話ですね。ずっと先になるかもしれないけれど、たぶんいつか書くと思います。あの小説に関しては書き残していることがまだあるような気がします。…村上春樹拝

『村上朝日堂 夢のサーフシティー CD-ROM版』(太字引用者)

村上朝日堂に届いたメールで、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編を希望するものが何通もありましたが、そのファンの願いは、上のメールから27年ぶりに叶うこととなるのでしょうか?

続編ではなく、「リンクしている長い物語」として、『海辺のカフカ』が書かれ、森の中の街がちらっと出てきましたが。

4月13日発売の最新作は、その元ネタである1980年作『街と、その不確かな壁』の長編化(「蛍」→『ノルウェイの森』方式)、かつ、タイトルがリメイク版(「めくらやなぎと眠る女」→「めくらやなぎと、眠る女」方式)。

元ネタ中編は、「研究者以外読む必要がない」との村上さんの言を信じて読んでいません。

公式サイトで判明しているキーワードは、直接的なリンクを示すもので、根拠は私の直観と上記の村上さんの返信ですが、続編になるのではないか、と予想します。

なるといいな。20年以上ぶりの続編ばやりですし。

「長年のファンを喜ばせること」というのは、あらゆるメーカーやアーティストにやってほしいことの一つです。ファンでいてよかった、思わせることがファンを虜にすると思います。

しかしタイトルだけで書けるのはこのくらいかな。当日は、早朝販売している書店を見つけて、仕事を休んで読もうと思います。

前の『騎士団長殺し』は秋田で買って、一ノ関の「ベイシー」で読みました。東北の震災がらみの本で、偶然の一致に感動したものです。

3/2追記…しかし、公式サイトの紹介文を読むと、続編というより、「街と、その不確かな壁」の改稿版のような気がしてきた。ただ、希望は持っております。