Amazonビジネス、経理、ポイントの扱い

Amazon.co.jp で仕事の買い物をすることがときどきあります。

Tips をまとめました。

Amazon ビジネスアカウントを取るときは、 Chrome で

個人事業者でも、Amazon ビジネスのアカウントを作ることができます。

必要書類があり、開業間もない人は、「開業届」。

事業所得の確定申告をしたことがある人は、「確定申告書」をの PDF をアップロードする必要があります。

e-Tax で提出していた場合は、受信通知の PDF ファイルも必要です。

一つ注意点が。ブラウザが Edge だと、このアップロード処理が行えません。Chrome に切り替えて、ビジネスアカウントを取得しましょう。

ポイントを使って買い物をしたら

Amazon で買い物をすると、ささやかながら Amazon ポイントが還元されます。

買い物のときにポイントを使用すると、ポイントを引いた残りの代金が引き落とされます。

注文履歴から、「支払明細書」と「領収書/購入明細書」をダウンロードできます。

インボイス登録されていれば、「「支払明細書」がインボイス(=適格請求書)です。これを見ると、商品代金は、ポイントを引く前の定価です。

つまり、ポイントは、お金の代わりに使われたのであって、値引きではないということです。

値引きではない場合、経理するときは、このポイントが引かれる前の定価の金額で入力します。

すると、引落し額と差額が出てしまいます。この差額は、「領収書/購入明細書」で確認できます。

会計ソフトに入力する際のイメージは、税込経理の場合、次のようになります。

借)新聞図書費 400  貸)雑収入〈対象外〉  53
           貸)事業主借    347

消費税が一般課税なら、これが消費税の納税額が少なくなる方法です。簡易課税なら、引落し額を経費にしても、問題はないです。

ちなみに、ビジネスアカウントなら、 10 年間 Web 上で保存されますので、インボイスや領収書のダウンロードはしなくてもよいです。

freee 会計との API 連携の注意点

freee 会計と Amazon ビジネスは、 API 連携でデータを取り込めます。

一つ注意点があります。

アマゾンジャパン合同会社(目黒)のインボイスが出るものについては、データが freee 会計に同期されますが、 Amazon Services International, LLC. (シアトル)のインボイスが出るものは、同期されません。

要は、 Kindle 本を買っても、 freee 会計にデータは飛んでこないわけです。

なので、経費の計上もれには注意しましょう。

データのダウンロードの義務はないのですが、経理のミスを防ぐために、ダウンロードしてみるのも一考です。


今日のブログ執筆時間

  • 書き始めたら、30分間です。約1,200字。書くのは得意ですが……。