料金体系を構築する

先日、税理士事務所の料金体系を交通整理して、ホームページやGoogleフォームも更新しました。

いろんなメニュー・プランがありますが、それぞれの違いについてまとめてみます。

茅ヶ崎の飲食店メニュー

高いプラン/安いプランの違い

税務顧問は、3プランあり、料金が違います。
何が違うのか。

高いプランは、税務申告を代行し、毎月訪問または面談します。

中くらいのプランは、税務申告を代行しますが、毎月訪問・面談はしません。
必要があるときだけお会いします(Zoom等も含みます)。

安いプランは、税務申告を代行せず、原則として1回しか訪問しません。
決算申告などはご自分でできるので、日々の相談だけしたいという場合にご利用いただけます。
(たまにありますが、顧問税理士がいて決算申告はお願いできるが、日々の相談ができない会社もご利用いただけます)

なお、収益事業を行わず、消費税の納税義務のないNPO法人などの非営利団体の顧問については、申告の代行がありませんので、いちばん安いプランになります。

毎月訪問でないプランについても、契約初期については何度かお会いすることが多いです。

お会いする/お会いしないの違い

お会いするときは、その場の状況に応じて、私が気づいたことをお伝えするようにしています。
アクティブに関わります。
もちろん、その場で画面や資料を共有して、思いついたこと、聞きたかったことをご相談できます。

お会いするときは、90分程度を予定しています。

お会いしていないときは、原則として、メールやクラウド会計ソフトのコメント欄でご質問いただいたことにお答えします。
基本的に受け身になるということです。

別途料金が発生する/発生しないの違い

顧問料以外の別途料金が発生するのは税理士が代行するときで、相談に応じるときには発生しません。

税務顧問のお客様は、いつでもメール等のオンラインでご質問ができ、ご相談に別途料金はかかりません。
顧問料の範囲内というこです。
ただ、ひとりの税理士事務所なので、お電話にいつでも出ることはできません。

メールでは説明しづらいこみいった内容であれば、事前にZoom等のWeb会議システムでいつ、とご指定いただければ、短時間の面談対応をいたします。
こちらからZoomをお願いすることもあります。

顧問のお客様であっても、私のほうで会計ソフトの変更について過去3年分のデータ移行をする、年末調整・償却資産の申告・法定調書の提出をする、社長の確定申告をするなど、代行をする場合については、別途料金を請求しています。

代行と相談は異なります。
代行は、税理士(私)が、自分の署名を入れて、書類を作成・役所に提出することです。
決算申告も代行の一つなので、決算料を頂戴しています。

相談は、あくまで、相談者様が実行の主体となり、税理士(私)は、そこにアドバイスをするという形でサポートに徹します。

顧問契約のない、単発相談のお客様についても同様です。
一部の業務については、単発代行(相続税のお尋ね「申告要否検討表」への回答など)をしています。

高い/安い、会う/合わない、代行する/代行しないといった区切りで、私は料金体系を構築しています。

自分自身にとっても、料金をお客様にご説明しやすくなりました。
もし、読者の方が料金プランを構築する際に、参考にしていただければうれしいです。

近況報告

法人の記帳代行(といっても、レシートからの入力ではないもの)を。11月分が完成しました。
夜は、NPO法人の総会にTeamsで出席しました。
(12月19日・benten103での確定申告勉強会は定員となりました)

1日1新:NPO法人の総会に出席