Power Automateで画像としてボタンを認識すべきとき

(1) レコーダーの赤枠が、アプリの複数のボタンをまとめて選択してしまう場合

Power Automate (RPA) がボタンを認識する方法には、

  1. 構造解析型
  2. 画像認識型

の2つがあります。Power Automateではどちらも使えますが、デフォルトでは構造解析型で記録されます。赤枠でボタンやメニューを選ぶやつです。

ただ、その赤枠が、クリックしたい「あるボタン」を単独で認識してくれない場合、画像認識型の出番です。アクション名は「マウスを画像に移動」です。

(2) 新たなボタンが追加されて、これまで指定していたボタンの名前が変わってしまった場合

ブラウザ型のアプリを使用していると、アップデートがかかって、ボタンの画像としては変化がなくても、並び順の変更から、構造上の名前が変わってしまうことがあります。この場合に画像認識を使います。