税理士・経理の仕事でよく使うExcelショートカットキーをまとめました。
IMEの挙動を固定する Alt→A→V→Enter
日付とか、金額だけを入力したい列を選択して、IMEの「日本語入力=無効」に設定します。
反対に、摘要などを入れたい列は「オン」にします。
ピボットテーブルを作る Alt→N→V→Enter
さっきのと似ていて混同しがちですが、ピボットテーブルを作ります。
なお、指定範囲はテーブルを選ぶのが常道ですが、列のすべての行を選択する方法でも大丈夫です。
その場合、項目に「(空白)」ができるので、そのチェックボックスを外す必要はあります。
セル内に棒グラフを作る Alt→H→L→D→Enter
比較したいセルを複数選択して入力します。青い横棒グラフが出現します(マイナスは赤)。
数字にカンマを入れる Ctrl+Shift+1
セルの書式設定が、「通貨」の円マークなしになります。
普通の数値だとセル右端に若干のすき間ができますが、これだとできないのが特徴です。
ピボットテーブルで数値を集計して、まず最初にこのショートカットキーを入れるのが常道です。あとからやろうとすると面倒になります。
日付にする Ctrl+Shift+3
y/m/d の一般的な日付書式にしてくれます。区切りはスラッシュですが、入力上はハイフンでも大丈夫です。
%にする Ctrl+Shift+5
科目ごとの比率を出すのに便利です。セル内棒グラフのショートカットキーと併用するものいいですね。
シートを切り替える Ctrl+PageUp/PageDown
なるべくひとつのファイルで処理しようとしているので、使います。
ノートだとページアップ/ページダウンキーがFnキー+方向(↑/↓)キーなので、Fnも同時押しします。
新しいウィンドウを開く Alt→W→N
ひとつのExcelファイル同士の異なるシートを参照したいときに使います。
ウィンドウを並べる Windows+← or →、Enter
これはExcelのショートカットではないですが、新しいウィンドウを開いたらこれで並べます。
Windowsの基本ショートカットキーは、Power Automateでも「キーストロークの送信」や、キーを押したままにする、キーを離すの操作の組み合わせで実行できます。
テーブルを作る Ctrl+T、Enter
表の上で入力。切り出した仕訳帳などを分析するのに使います。
フィルタを設定する Ctrl+Shift+L
テーブルを使うと不都合が生じるときに、フィルタだけ設定します。もう一回入力すると解除できます。
次点はマクロの画面を開く、Alt+F11でしょうか。Excelに関するご質問もお受けしていますので、お会いしたとき、メール等でも気軽に聞いていただければと思います。
編集後記
遺言書の注意点について教わる。とにかく、財産の拾いもれに注意だと。結局、遺言書で全部終わらなくなり、遺産分割協議が必要。そういう意味でも公正証書遺言一択だそうです。