自分の税理士事務所の特徴、というかやっている、好きな仕事を書いてみます。
事前の相談を受けている
税務署は、電話で聞けば答えてくれますし、年が明ければ去年分のことについて書類をもとに相談に乗ってくれます。
しかし、実際の書類を見ながら、「今年の分」の相談には乗ってくれません。
事前に相談されて、書類(事実)を変更されてしまわないようにしているのだと考えられます。
去年起こったことが動かせなくなってから、相談に乗るのが税務署の仕事です。
(事前紹介に対する文書回答手続きというサービスはありますが)
事実が確定する前に相談できるように、有料の単発相談に対応しています。
私は、相談業務については、公的機関が行う無料相談になるべく出るようにしています。
無料相談では、30~40分程度なので、資料をみて実際に計算するというものではないですが、相談をいただいたことで、特例が受けられなくなることを回避できたかな、という例もあります。
個人の確定申告の依頼を受けている
税理士事務所によっては、確定申告の業務が手いっぱいなので、個人は受けないというところもあるそうです。
あるいは、早めに受付を締め切ってしまうとか。
私は、なるべく余力を残すようにしているので、常時、個人の確定申告の依頼を受けています。
自分で申告するという方には、分からないところだけ単発相談に乗る対応もしています(その分費用は抑えられます)
特定非営利活動法人や一般社団・財団法人の依頼を受けている
これは自分の興味関心分野として、非営利団体の仕事には積極的にかかわっています。
記帳の代行から、経理のやりかたのご相談、税務への対応も。
個人もそうですが、自分自身の時間を使って仕事をされる方。バックオフィス業務に手が回らないこともあるでしょう。
その方と、うまく役割分担をして、料金で折り合いがつけば、その方・団体の外付け経理部として、仕事をするのがいまの自分の税理士事務所の姿だなあと思っています。
時間とともに、変わっていくのかもしれませんが、いまのところそのように動いています。
編集後記
横浜市南区役所で、空家無料相談会の相談員として参加。5組の所得税・相続税の相談に応じました。