近年、人口の多い層である40代向けに、子どもの頃、はやっていたゲームの再発が続いています。
ほとんど同じものを再発(プラットフォーム移植)したり、リメイク(アレンジ)したりと。
私も実は、これまでいくつか買っていました。
とはいえ、何でも買っているわけではありません。
何でも乗せられていたら、お金や時間がいくらあっても足りないからです。
その判断基準を書いてみました。

いままでに買ったリメイク・再発作品と、その理由
いままでに買ったのは、以下のようなものです。
- ドラゴンクエスト1・2(スーパーファミコン版) リメイク
- ドラゴンクエスト3(スーパーファミコン版) リメイク
- ドラゴンクエスト4(プレイステーション版) リメイク
- ドラゴンクエスト5(プレイステーション2版) リメイク
- 餓狼 Mark of the Wolves(Steam版) 再発
- サムライスピリッツ ネオジオコレクション(Steam版) 再発
- ウィザードリィ 狂王の試練場(Steam版) リメイク
- リアルバウト餓狼伝説2~THE NEWCOMERS~(Steam版) 再発 ※2025-09-28発売!
いずれも、オリジナル作品・当初コンシューマー移植作(ファミコン、スーパーファミコン、ネオジオ)でプレイしたことがあるものです。近年発売されたアケアカNEOGEOやネオジオミニ、NEO・GEO Xなどの完全移植版は除きました。
対戦型格闘ゲームであれば、オンライン対戦機能が追加されたものは再発としています。
ドラクエ4までは学生時代で、2004年のドラクエ5は、前年に社会人になっていましたが、実家にいたので兄のPS2で遊んでいました。
当時はまだリメイクが珍しく、ドラクエ1~5は特に好きな作品だったので。
餓狼 Mark of the Wolvesを買ったのは2022年。
23年ぶりの続編発表に驚き、前作を復習しようと買ったのでした。
サムライスピリッツやリアルバウト餓狼伝説2は、ゲームセンター通いを再開して、対人戦のよさに感動したので、また始めようと思い。
格闘ゲームは、人が相手なので、毎試合が新作のゲームのようなもので、非常に飽きにくいです。
プレイする技術の向上にも果てがないので……。
ウィザードリィは、1987年発売のファミコン版をプレイしたことがあるのみで、版権が散逸してどこもリメイク作を発売できない長い期間を経て、ひさしぶりにプレイできるようになったので、買いました。
ファミコン版より内容がオリジナル(Apple II版)に近いので、体験してみたかったのです。
判断基準を持って、踊らされないように
いずれも、何度も移植されたりリメイクされたりした作品群ですが、1回ずつしか買っていません。
Steamなどでドラクエ3や1・2もリメイクされましたが、リメイクはすでに1回遊んだので、手を出していないのです。
映画だって、二度・三度と見れば感動は薄れていきます。
(何度見ても面白いと思える、「君の名は。」や「プラダを着た悪魔」などもありますが)
アニメ化されても、最初に体験した漫画版より面白いと感じることはないでしょう。
リメイクを買うのは、1回だけにしたいものです。
リメイク版、再発版の発表を聞いて、自分の気分が盛り上がったか、感動したか。
自分基準でいいと思います。
1回も遊んだことがないもののリメイク版を買うか?
最近話題になったリメイク版といえば、ドラゴンクエスト7 Reimagined があります(発売予定)。
ただこれは、オリジナルのプレイステーション版からしてプレイしたことがありません。
当時から興味がなかったので(CD-ROMで大容量だからシナリオを増やし、次世代機でポリゴンが出せるから視点を回転できるようにしただけ、というのが好みに合わず)。
したがって、ニンテンドーDSのリメイク版もスルーしていました。
とすると、やはり、気分が盛り上がっていないので、買うことはありません。
SNSでは、オリジナルのプレイ経験者たちが盛り上がっていましたが、自分には関係ありません。
ドラゴンクエストは、総集編ともいえる11を2017年にプレイして、個人的に、かなり満足してしまったところがあります。
趣味に関しては、一度満足してしまった場合、二度とそれを楽しめなくなる、ということが起こりがちです。
十分楽しんだら、それで終わりにして、新しい趣味に貴重な時間を充てましょう。
ネオジオのように、好きだったのに、メーカーの倒産によりその思いが中途半端に断ち切られてしまったような気持ちのほうが、続きます。
なんとなく惰性でゲームを遊ぶのではなく。
せっかくなら、新鮮で心臓がどきどきするような、涙を流すような経験を、ゲームなどの趣味で味わっていきましょう。
近況報告
外出して買い物、小冊子の発送準備、YouTube撮影、ブログ。
1日1新:雨を告げる漂流団地

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細