最近買って、毎日使っている家電製品は、ソニー WI-OE610 [Float Run] です。
手頃な価格の Bluetooth ヘッドホン・マイクで、おすすめしています。
本来の利用目的は、安全に音楽を聴きながらランニングするためのものです。
走っているときに車の音などに気づきやすいように、耳とスピーカーとの間を一切ふさがない設計をしています。
それでいて、音楽の音質もそこそこ良い、というものです。
しかし私は、これをランニング用途には使っていません。
スマホで電話するときに使えば、パソコンでメモが取れる
ペンと紙がなくせなかった理由の一つに、スマホで電話するときに片手がふさがってしまうため、キーボードが打てず、反対側の手で手書きメモを取らざるをえない、というのがありました。
しかし、Bluetooth ヘッドホン・マイクを使えば、コールセンターの人のように、電話応対しながらノートパソコンにメモが取れます。
非常に便利です。これで電話メモ用のボールペンと紙をなくせました。ペーパーレスに一歩近づいたわけです。
手書きメモは、汚くなって読めないときがありますが、パソコンでメモを取れば、まず読めます。
食事中に使えば、周囲に迷惑をかけずに動画を視聴できる
このヘッドホンの最大の特徴は、音の出る部分と、耳との間が直接くっついていないということです。
普通のヘッドホンは、ヘッドホンと耳とが接触しているので、何かを飲食しているときの音が、ヘッドホンを通じて大きなノイズとして聞こえてしまうのです。
でも、耳と非接触な Float Run ならば、それがない。
マナーはよくないかもしれませんが、社内や食堂などで動画の音声をスピーカーで出すわけにいかないときに、自分だけがヘッドホンで音を聞きつつ、動画を見ながらごはんを食べることができます。
「公共の場で、ひとりで食事するときに、動画を見たいなー」という方は必須です。
音楽をなるべく早く、たくさん聴きたいという方にもおすすめです。
歯磨き中に使えば、ポッドキャストやネットラジオを聴ける
YouTube の音声だけ聞きたい動画や、ネットラジオ番組もありますが、なかなか聞く時間が取れないという方。
私は「声で届ける税務通信」というポッドキャスト番組を聴いています。
だいたい15分くらいなんですけど、じっくり聴く時間を持つのは難しいし、スピーカーで流していても集中して聞けません。
そこで、どうせ毎日しなければならない歯磨きの時間を、Float Run で有効活用することにしました。
私は、15分くらい歯磨きをしていますが、だいたいの音声番組を一つ聴くのに、ちょうどいい時間です。
Float Run なら、食事同様、歯磨きしている音も、ヘッドホンを伝わって特別大きなノイズになることはありません。(本来の歯磨きの音は聞こえますが、気になりません)
また、Bluetooth スピーカーを使うときは、手で持ち運ばないといけませんが、Float Run なら頭に乗っかっているので、歯ブラシとコップを持っていても場所を変えられます。
という非常に利用シーンの多い SONY WI-OE610 、あなたの生活にも取り入れてみては? なんか通販番組みたいになってしまいましたが。
今日の漫画
- 『魔境斬刻録 隣り合わせの灰と青春』ベニー松山・稲田晃司。30年前に読んだ小説のコミック化。2023年10月発売。ネットで一部無料で読めますが、わざわざ本屋(有隣堂)で買いました。
- 『普通の人 完全版』安西水丸。解説が村上春樹ですが、『雑文集』掲載の「安西水丸はあなたを見ている」と同じ内容です(ただ、漫画の方は誤植あり)。漫画は、確かに笑ってしまいますが…。