経営者の方とお話していると、「これからどうしたいか」という話に自然となっていきます。
年齢や経歴、外部環境に応じて、それぞれ、やりたいこと、方向性をお持ちです。
税理士としては、あまりそれに水を差さないようにしたいと思っています。
結局、やりたいことをやるのが一番だからです。

やりたくないことをやりたくない
やる気、モチベーションは、前向きなものに限りません。
独立したときもそうだったのではないでしょうか?
このままここにいて、がんばっても先がないように感じる。
社内で依頼される仕事がやりたくない。そういったことが続きそうだ、といったようなことで。
先日お会いした方に、会社員に戻りたいですか? と聞かれて、戻りたくないですね、と答えました。
社内のムード、評価、通勤、断れない仕事など、もう十分体験したからです。
やりたくない仕事、そこに自分がいても意味がない会合などは、どんどん断っていきましょう。
ご自分のモチベーションのあることに時間を使うべきです。
アイデアをすぐに試したい
アイデアを思いついたときが、個人的には一番楽しいです。
時間がなくても、優先して即実行してしまいます。
いま、私はゲームにはノートPCを使わず、Steam Deckという専用のゲーミングPCを使っています。
すると問題があり、ゲームの録画をPCに残すことが難しくなります。
(私のSteam Deckはなぜか、レコーディング機能を使っても5秒程度しか動画が記録されず、あとは音声だけになる。またデータをPCに移すことが通常できない仕様)
すると、HDMIで出力したディスプレイをカメラで撮影することになり、どうしたものかなと思っていました。
手でスマホを持っているとどうしても揺れるし……。
すると、手元に、YouTube撮影用に買ったスマホ用三脚があるではないか。
これを使えば、ディスプレイの映像を静止した状態で撮影できる! と思って、昨日さっそく実行しました。
まあまあうまくいき、これからもうちょっと完成度を高めていきたいと思いました。
YouTubeやブログも、アイデアを思いついたらぱっと実行できるのがいいところです。
(5分考えて思いつかなければ、あと回しにします。その場合は1時間考えても思いつかないので)
YouTubeは台本も書きませんし、ブログも下書きもしません。
事業をされている方も、これは商売になりそうだ、と思ったらすぐ実行できる楽しさをモチベーションにしているのではないでしょうか。
組織にいると、なかなかそんなことはできませんし(もちろん、そのリスクはご自分が負うのですが)。
そこに根拠はいらないでしょう。
株価の上下を知らせるニュースのあとに出てくる理由付けに、意味がないように。
年齢に応じたモチベーション
年齢的なものもあると思います。
20代、30代なら自然なモチベーションがあり、どんどん行動できたかもしれません。
40代中ごろからは、自然にまかせていては、ちょっと落ちてくるころかもしれません。
体力的な低下が原因なのか、分かりませんが。
それならそれで、別の方向性にやる気を見出すチャンスかもしれません。
年齢の節目で、法人化したり、人を雇ったり、教える仕事を始めたり、ということもありでしょう。
意外と管理する側に回るのも、やってみると楽しい可能性もあります。
若い時と同じやり方にモチベーションを感じなくなったら、体力のいらない、やる気の出る別の方向にシフトしてみるのもおすすめです。
家族のいる方は、子どもの成長に応じて、仕事に充てられる時間も変わってくると思いますし。
税理士としては、その方向性に行く場合、税金はこうで、事務はこうで、とお伝えはできます。
その方向性に根拠までは求めません。
映画「天気の子」の主人公2人みたいに、他の誰も信じるはずのない考えを共有し合って、いっしょに進んでいけたら、と考えています。
近況報告
リアルバウト餓狼伝説2~THE NEWCOMERS~のオンライン対戦が本当に面白い。
そう感じられるものって、1日30分弱でも十分な満足感が得られて、趣味として非常に効率的だなと。
1日1新:スマホ三脚を使った画面撮影

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細