Kindle本を出版して、今日発売されました。
税理士試験合格発表日の11月29日に登録して、審査が終わって発売開始されたのが12月2日でした。すぐに出るわけではないのですね。
Amazon.co.jp: 税理士試験「やる気ロス・忘れる」対策本 (タックスブックス) eBook : 木村将秀: Kindleストア
内容は、いろいろなところに投稿・寄稿したり、このブログに書いた税理士試験の勉強ノウハウをまとめたものです。
税理士試験を受けようとする方向けの本なので、とくにこのブログの読者の方は読んでいただかなくてもいいのですが。
単に、収益がデイリーで把握できるのが、面白いです。今日だけですでに63円、稼いでくれたようです。
Word があれば本も目次も作れる
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP
kindle direct publishing のアカウントを作って、収益の振込先口座を登録すると、確認のため1円振り込まれます。
これは、アマゾンアソシエイトと同じですね。
本を書くのに特別なアプリは必要なく、私は Microsoft Word を使いました。
本文は約 25,000 字で、 Kindle 本ではこのくらいでいいのかなと考えています。それでもけっこうな量ですが。
見出し 1 、見出し 2 …を使って章ごとの階層をつくり、目次(リスト)にハイパーリンクを張って、見出しに跳ぶようにします。
Markdown 記法と同じく、 “- ” で入力するとリストが作成されます。
目次を作成する機能が本来あるようなのですが、日本語には対応していないので、 Word でコツコツつくりました。
これがけっこう手間なので、目次を作るか作らないかは内容によります。
ペイント 3D と PowerPoint で表紙を作る
Microsoft から切り捨てられてしまったアプリ「ペイント 3D」ですが、けっこう高機能です。
写真から、電卓だけを切り抜いたり、全体に青い色のフィルターをかけたりして、いい感じにできます。
この画像を PowerPoint に入れて、全面にタイトルとコピーを入れれば表紙は完成です。思ったよりぱっと作れました。
KDP にアップしたら、 Kindle Previewer で仕上がりを確認して、出版。 実際に Amazon Kindle ストアに並ぶまで 3 日はかかると見ておかれるとよいです。
本文を作る工夫、発売のタイミング
本文を 25,000 字書くのは、なかなか骨が折れました。
コツは、土日も含め、できるだけ毎日書き続けることです。
毎日 1,000 字書きたいところですが、数百字の日があってもいいでしょう。誤字をチェックするだけの日でも。
私はけっこう途切れましたが、とにかくタスク管理の表に入れるようにしていました。
最初は、私のように、既存の書き溜めたテキストをもとに作成するのがよいと思います。
内容に重複が発生しないように、ざっとチェックして、まずは出してしまいましょう。
今回は、税理士試験の合格発表日直後に出せたので、よかったと思います。
期限のある仕事として、完璧主義にならずベストエフォート( ADSL 用語)で Kindle 本を作ってみてはどうでしょうか。
詳しい作り方のご相談も、単発相談・メール相談からお受けしています。
編集後記
関内に出て、横浜商工会議所の金融審査委員会委員長職を務めてから、移動。
途中、インスタグラムから仕事のご依頼をいただきました。
昼食のあとは、 VAIO SX-R を見てきました。
帰り、ホームページから仕事の打診が届いていたので返信いたしました。