何でも気になったら伝えてみよう

昔、地元横浜ではY150(横浜開港150周年)というイベントがあって、モスバーガーもそれに乗っかって「横浜開港150周年記念バーガー」を発売していました。

モスバーガー好き(全国100店以上訪問)としてはいてもたってもいられず、夫婦でモスバーガーを訪れたのですが……「品切れです」と。

「そうですか……」とがっかりして帰ろうとすると、店を出たところで店員さんが追いかけてきて、「まだ作れますが! いかがですか!」と声をかけていただいて、めでたく記念バーガーにありつけたことがありました。

個人の仕事の柔軟性

お店の人に親切にされた経験というのは、一生憶えているものです。

その記念バーガーは、ふつうの「モスバーガー」に毛が生えた程度のもので、おそらく、手元の材料で作れたのだと思います。

在庫上はなくなっていても、作れる、お客様をがっかりさせてはいけない、と思ったその商道徳には、心打たれました。

おそらくフランチャイズのお店だったので、そういう融通が利いたのだと思います。

創業したばかりの個人のお店や事業主には、そんな融通無碍なところがあります。

お願いされれば、やりたくなるのが個人の仕事

この間も、創業1年を経過したばかりの個人ゲームセンターに、サムライスピリッツ斬紅郎無双剣の稼働をお願いしたら、快くOKしていただけました。

その告知も私のほうでやっていいとのことで、SNSで同好の士に広めたりしました。

お店やサービスというと、メニューにあるものしか頼めない、在庫がないものは買えないと思って諦めがちです。

でも、その方の発信を見ていると、「ひょっとすると、こんなことも頼めるんじゃないか?」と思うことがあるものです。

その場合は、フォームなどの何等かの連絡手段で伝えてみましょう。

RPAにハマり始めたとき、誰かこれを教えてくれる人いないかな? と思って探したらいらっしゃったので、要望してセミナーを開催していただいたこともあります。

おかげでけっこう詳しくなれました。

気になったら、ネットで声をかけよう

また、その発信に何か変、間違いじゃないかな? と思ったことも、伝えてみましょう。

世間は狭いので、あんがい、その伝えようと思った人と、あとで実際にお会いしたりするものです。

「あのとき伝えておけば、ここでネタにできたのに……!」と思ったことも私はあります。(その後、私が伝えるまでもなく、その方は発信を修正されていました)

丁寧なものごしで、リスペクトする気持ちで伝えれば、失礼にはならないものです。

袖振り合うも他生の縁、気になったら、ネット上でも伝えてみましょう。きっと、世界が広がります。

それがそのフリーランスの方だけでなく、あなた自身をも変えるきっかけになるかも……。

周囲に声をかけながら、自分自身を、マイルス・デイヴィスのように変化させていきましょう。

編集後記

今日は税理士会から簿記講師の依頼! 楽しそうなので受けてみました。簿記論3年目で無双していたときに、ちょっと憧れていたんですよね。

それと、去年の確定申告のお客様から引き続きのご依頼。

夜は、税務顧問ご検討の方と会食。