タスク管理は仕事のリスト→月間スケジュール→今日の予定の順番で進める

税理士の木村です。

「事業主は、自分に厳しくしないと!」というのは、事業主の先輩(妻)の言葉です。

税理士法人に勤務していたときは、仕事が次から次に振ってきていたので、自然と厳しくなるのですが、フリーランスとして活動していると、そういうわけではないので、自分で厳しくする必要があります。

そのために行っているのが、独自のタスク管理です。

予定は押さえておかないと!

まず全体を把握する

簿記を学んでよかったのは、「世の中は、全体(借方)-部分(貸方)=残り(残高)」で構成されているんだな、という世界観が身に付いたことです。

まずは全体を把握します。以下、まったくの仮定で数字を置いてみます。

1年365日。1日平均4時間、売上になる仕事をすると仮定して、年間1460時間。

時間単価5,000円とするならば、単純な掛け算で、年収730万円。

これで家族が生活していけるかを考えます。

合わせて、いまある仕事のリストを書き出しておきましょう。

料金÷時間単価=その仕事にかけられる時間

この単価設定でOKなら、いま受けている仕事の料金を、その時間単価で割ってみます。

5万円の仕事をしているなら、5,000円で割ると、その仕事に10時間かけていいことになります。

1カ月は30日前後ですから、Excelでカレンダーを作って、その時間を割り当てていきます。

1日2時間ずつやると、1月20日には終わるかな……というのを繰り返して、月間スケジュールを作成します。

すでに入っている仕事の予定や、遊びの予定を入れてみると、どの週に空きがあるのかも分かります。

イベントに参加する、人と会う以外の予定は動かせるので、そこにやりたい仕事も入れていく。

「意外と時間ってないものだな」と気づけばもうけものです。

時間がないことを知っているから、自分に厳しくできるのです。

1カ月の予定を立ててから、今日の予定を立てて実行する

ここまでできたら、今日の予定を立てていきます。

月間スケジュールで1日の予定をざっくり立てているので、これを分単位で並べていくだけです。

こうすると、スムーズに今日の予定を組み立てられますし、サボらずに、また予定時間をムダに超過せずに実行できます。

一応気を付けたいのは、休憩時間も予定しておくことです。お昼、おやつなど。

私の平均的な1日の予定は次のような感じです。

  • 9時~12時 営業につながる勉強、Kindle本の執筆、SNS発信
  • 12時~13時 やはりお腹が減るので昼食、10分程度仮眠
  • 13時~16時 税理士業務
  • 16時~16時半 おやつ
  • 16時半~18時 その他の仕事
  • 18時~20時 ブログを書く
  • 20時~21時半 夕食、掃除、歯磨き
  • 21時半~22時半 オンライン対戦、趣味の読書
  • 22時半~23時半 入浴、洗濯物干し、就寝

月間の予定(動かせないもの)はこんな感じです。

私(税理士)に仕事のご依頼をする際のご参考にどうぞ。(9時開始~18時開始まで受付中)

これは、Googleカレンダーの全体共有(予定のみ)機能を使ってみました。

WordPressに埋め込むときは、ブロックエディターの場合、新しいブロック右端の[+] → すべて表示 → テキスト:クラシック → 「縦の…」から「 HTML として編集」を開きます。

そこに、Googleカレンダー → マイカレンダーの設定 → 「埋め込みコード」を貼り付ければOKです。

予定のアクセス権限の設定は、「予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示)」にするのを忘れないようにしましょう。

編集後記

一日一新:Googleカレンダーの全体共有