カード明細が届くまで決算はできないか

私の場合、自分の税理士業の決算は、1月3日までに終えています。

その場合、経費の支払いに利用しているカードの利用明細の12月分がまだ届いていない状態です。

それでも決算はできるのでしょうか? できます!

明細=無視の使いどき

インターネット代などの通信費で困る?

クレジットカードは、長年持っていませんでした。
が、結婚してから持つようにしました。

光回線の契約に、どうしてもクレジットカードが必要だったからです。

しかし、このような通信費は、カード明細上に載ってくるのが、翌月中旬になるのです。

私の場合、前年の12月分の明細は、今年の1月14日に届きました。
それが、freee会計に連携されてくるのもその頃です。
でも、決算は1月3日に終わります。1月6日に確定申告をe-Taxでして、納税も済ませてから、会計ソフトは2025年分を年度締めしてしまいます。

カード明細が来る前に決算をするには

光回線代は、毎月定額ですから、その金額で 通信費/クレジットカード の決算整理仕訳を見込みで入れておけばよいのです。
決算整理仕訳を入力後、光回線代が、12カ月分になっていることを確認しておきましょう。

数千円と、それなりの金額なので、入れておくべきです。
(個人の場合は、家事按分が必要になるでしょうが)

定額でないネットでの買い物は、カードで決済した通知メールを探しておき、その金額で載せるようにします。
が、こういったものは、すぐにカード明細がAPI連携されるものが多いので、あまり問題になりません。

店舗でのカードの買い物も、レシートがあるのですから、それで決算整理仕訳を入力できます。

なので、現実に問題になるのは通信費(インターネット代)くらいです。

電話代をカードで払っていると、従量課金で金額を見込みで計上できない、ということもあるでしょう。
ただ、私は電話代を経費にしていないので、問題になりません。

経費にしている場合であっても、いまどき、電話代は少額であることも多いです。
この場合は、見込みで 通信費/クレジットカード の登録はしなくていいでしょう。
経費は、若干もれていたとしても、外部の人に怒られることはありません。

翌期になって連携されてきた前期分のカード明細をどうするか

そして、決算もして、確定申告をしたあとに、前期末月の利用分としてカード明細が連携されてきます。

これを登録しようとしても、前期はもう年度締めをしてしまっていますので、取引を登録できない旨のエラーが出ます。

これをどうするか。
明細を「無視」すればいいのです。

その明細を使って自動登録すべき取引は、決算整理仕訳として、手動で入力が済んでいるからです。
こういうときに、明細=無視を使います。

少額の前期分の電話代で、手動入力しなかったものは、翌期になってから、手動で 通信費/クレジットカードとして、今期の経費にしても、問題にはなりにくいです。
長い目でみれば、1年に12カ月分が経費になっており、税金への影響が少ないからです。

手動で入力した分も含めたクレジットカードの負債の残高が、今期のカード決済で取り崩されていくことになります。

個人であって、事業用でないカードで払った経費は、事業主借(プライベート資金)にすればいいので、レシートや領収書のあるものだけ経費にして、API連携しないほうが、手間がかからないのでおすすめです。

なお、支払調書が届かないと決算ができないと思ってらっしゃる個人の方も多いのですが、これも、できます。
ご自分の請求書・納品ベースで売上を計上すればいいので。

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