プログラミングをしたことがある方は、コーディングをする前の準備、設計が大事なことを実感されているはず。
会計ソフトのfreeeもそうです。
いきなり入力を始めても、経理業務のスピードアップにはなりません。
会計データのインプット元にさかのぼって、どのように入力するか、あらかじめ考えておく必要があります。
その考え方の一例を紹介します。

レシート
freee会計と一番相性が悪いデータが、レシートです。
freee会計でスピードアップを図りたいなら、そもそもレシートをもらうような経費を減らしておく必要があります。
私の場合、昨日12月分の月次入力が終わりましたが、レシートの入力は、10枚です(いつもより多いくらいです)。
これは、レシートをもらった翌日には、スキャナで取り込み、ファイルボックスにアップして、取引を登録しています。
スキャナで取り込んだら、原本は破棄していい法律にはなっていますが、私は念のため、13ポケットファイルに保存しています。
その趣旨は、見えないところに入れてしまうことで、ダブってスキャンすることを避けることにあります。
すると、翌月初の月次入力時には、すべて終わっているので、やることはありません。
レシートについては、入力方法はスキャン→ファイルボックスをおすすめします。
スキャンは、私のように、レシートの枚数が少ない人には向いています。
以前はExcelに入力した家計簿から、振替伝票のエクセルインポートをしていましたが、レシートが減ってきたのでやめました。
多い人は、レシートを減らすところから始めてみましょう。
売上請求書(控)
売上の請求書(控)の入力問題があります。
freee請求書を作成し、同時に取引を登録してもいいですが、枚数が多いと意外に不便で、時間もかかります。
また、独自の請求書フォーマットを使いたい方には向きません。
そこで、収入取引のエクセルインポートを使います。
ただ、これも、請求書に入金期限を記載し、実際にそのとおりにお客様に入金していただく、という下準備が必要です。
入金サイクルを確立するためにも、入金期限を過ぎたお客様には即・かつ・やわらかく、お支払いをお願いするようにしましょう。
請求書データに、日付・金額・取引先のほか、freeeに登録する「支払期日」を入れておくことで、収入取引データを作成することができます。
支払期日どおりにお客様に入金いただいていると(なかなか理想どおりにいかなければ、実際の入金日を支払期日にするのも手)、次のネットバンクの入力が楽になります。
ネットバンク
freeeは、先ほどから書いているように、下準備が必要です。
freeeに入力するためのデータづくりとして、ネットバンクの導入が必要です。
法人のネットバンクだと、料金がかかることもありますが、freeeに入力するためのデータを作成してもらうための対価と割り切ってみてはどうでしょうか。
日付・金額・摘要の一部が、API連携で自動で持ってこられます。
ただ、そのデータだけでは入力に必要な情報がありませんので、実際の費用の請求書等で確認しつつ、自動登録ルールを作っていくことになります。
また、売上入金もこのネットバンクに集約してもらいましょう。
すると、先ほど、エクセルインポートした売上請求書(控)データの金額と、支払期日にもとづいて、API連携された入金額が、売掛金を次々に決済してくれるようになります。
API連携したAmazonビジネス→API連携したカード決済→API連携した預金決済のように、データが自動登録のドミノ倒しを起こせるように設計できるかが、freeeを使うためのコツです。
気になるものがあれば、試してみましょう。
もし難しければ、私のほうでfreee導入のお手伝いもしています。→単発相談/単発代行
近況報告
新年はビル・エヴァンスのピース・ピース~マイルス・デイヴィスのフラメンコ・スケッチズを聴きながら迎えました。
日限地蔵尊に初詣。以前、静岡市に行ったとき、そこにも日限地蔵尊があっておどろいたことがあります。
毎月1日は前月の月次決算を。あとは、決算整理仕訳を入れて、1月5日に2025年分の税理士事務所の事業所得を確定申告する予定です。
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1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細