読書について

小学生のときから30年以上続いている最長の趣味といえば、やはり読書でしょうか。

シャーロック・ホームズ、ルパンの児童向け翻訳から、ライトノベル(当時はラノベという言葉はなく、ティーンズ小説)、筒井康隆、清水義範、村上春樹、大学教授時代の内田樹あたりを趣味で読んでいました。

CD-ROM版含め、ほぼすべての作品を読んだのが村上春樹で、この文体以外の小説を読むと違和感を感じてしまうほどです。

脳の回路が、村上文体でできているからですね。いまも読み続けているのは、実際のところ村上作品とその翻訳作品だけです。

とはいえ、いろんな本にも手は出しています。

群像 1979年7月特大号

最近読んだ本

それでも最近、立ち読みしたら面白くて止まらなくなって買ったのが、『地面師たち』(新庄耕、集英社文庫)。

いまは、続編の『地面師たち ファイナルベッツ』も出ているようです。こちらは未読。

ほぼ、みんなネットフリックスのドラマから原作に行くのでしょうが、私は小説から入ってみました。

職業柄、『正直不動産』(21巻が9月30日発売と20巻に書いてありましたが、12月27日に延期になってますね。多分テレビドラマの関係)とか好きなので、その流れもありますが。

地面師の売ろうとする土地は、みょうに相場より安い、というのがポイントの一つでありました。

あと『トッカン 徴収ロワイヤル』。税務署の徴収官の話。これも仕事(税理士)がらみですが、面白かった。

お仕事マンガ、お仕事小説、お仕事映画はわりと好きですね……。

読み始めて止まらなくなったものを読む

せっかく読むなら、読み始めたら止まらないものを読むといいと思います。

こむずかしくて、すぐに手が止まってしまう、読み進められないものを無理に読む必要はありません。次にいきましょう。

趣味の読書なら、自分とリズムが合うもの、興味関心が一致するものを読む。なんだか対人関係と同じですが。

本屋で1回手に取り、立ち読みして戻し、また立ち読みしてしまうような本を買えばいいのです。

紙の本のメリットは、読み終わりがあること、ディスプレイを見なくて済むこと

Kindle本をスマホで読むこともありますが、好きなものはやはり紙の書籍を買います。

紙の本の最大のメリットは、PCやスマホと向かい合っていなくて済むことです。

むしろ、目が休まります。夜中はいいですね。

特に、夜、外部ディスプレイを見ると、最低輝度がノートPCのディスプレイより高く、目がさえてしまいがちです。

夜こそ輝度を下げたノートPC、そして紙の本に目を向けたいものです。

特に、家の中に置いておいて、家族に自然に読んでもらったり、友人に貸したりするのであれば、いまだに紙の本一択です。

読書で自然にデジタルデトックス、しましょう。

今日の『ふつうの軽音部』

守ってくれそうな水尾、一緒に闘ってくれそうな鷹見、どっち???