2025年にジャズに入門する

先日、久しぶりに関内のディスクユニオンに行ったら、聞き覚えのあるサウンドが。

どうみてもマイルス・デイビスだろうと思って、NOW PLAYING のCDを見たら、「LIVE EVIL」でした。

ああ、これ前に持っていたなあーと思って、ちょっと嬉しくなったものです。

新しい趣味を始めたい方に、ジャズはおすすめです。

ディスクユニオンで380円の「ワード・オブ・マウス」

最高の入門書があります

『超ジャズ入門』中山康樹

私は、この本でジャズに入門しました。

ジャズ自体を知ったのはNHK教育テレビ「さだまさしの音楽工房」服部隆之さんの解説で、興味を持ったのは村上春樹『ポートレイト・イン・ジャズ』でした。

それから、妻の影響もあり、マイルス・デイビスを聞くようになり、ジャズ喫茶に行くようにも。

そこにあった『マイルスを聴け!』というハードカバー本を読み、面白いと思ったジャズ評論家が中山さんでした。

その新刊として出ていた、『超ジャズ入門』。最初からにこにこしながら読める面白さに、ジャズに入門しました。

毎月CDを2枚以上買う、100枚に達したら15枚売って、あらたな100枚を目指す、という方法論が画期的でした。

ジャズのCDの選び方

CDの選び方は、大きな街に出て、タワーレコードとHMVを回って、安い輸入盤を買おう、という内容ですが、さすがにCDショップも減ってしまい、実践が難しいかなと。

この本ではYouTubeには触れられておらず、現代のジャズCDの選び方には合わなくなってしまっています。

いま、ジャズのCDを買い集めるには、どうするか。

2025年のいまなら、ディスクユニオンです。基本、中古です。

ただ、この店は専門店なので、ただの中古ではないです。

品質をラベルで表示してくれていますし、買う前に、盤面のキズを確認させてくれるのです。

ランクBとかでも十分きれいで、CDプレーヤーでの再生には問題ありません。

有名なミュージシャンの、人気のあるCDから買おう

なぜCDか。CDプレイヤーもないよ。

と思うかもしれませんが、せっかくの大人の趣味、CDコンポもついでに買いましょう。

お金を出して、失敗して、ディスクユニオンに売る。という経験を繰り返すことで、自分の好みの音楽、好みのミュージシャンがしぼれてくるのです。

失敗するしか、選び方の精度、ハズレを掴まない力を向上させる方法はありません。

とはいえ、買ったCDがダメだったときの痛みはできるだけ和らげたいもの。

ハズレの確率を下げ、金銭的なダメージも下げる方法があります。

それが、有名なミュージシャンの、人気のあった中古CDを買うことです。

当時はやったジャズのCDアルバムは、大量に出回ったため、値段は安いです。

1枚380円くらいで買えます。音楽配信で買うよりも安いです。

サブスクでは、好みを絞り込む力が付きません。力がついて、この値段、安いです。

そして、有名ミュージシャンの、人気があったアルバムということで、ハズレの確率が下がり、ジャズ好きになりやすい。

いいことしかありません。

ジャズをCDで買う、ということに趣味性が存在するのです。

2025年、お近くのディスクユニオンで、お気に入りのジャズミュージシャンを見つけてみましょう。

ジャズの場合、その人のリーダーアルバムだけでなく、バンドメンバーとしての参加作にもいいものがあります。

新しい世界を、のぞいてみませんか。

編集後記

今日は、横浜市南区役所の「医療費控除確定申告書受付業務」に税理士として従事。

その後、単発相談(メール相談)の内容を受信し、また、Webから小冊子のお申込みを受け付けました。