先日、久しぶりに関内のディスクユニオンに行ったら、聞き覚えのあるサウンドが。
どうみてもマイルス・デイビスだろうと思って、NOW PLAYING のCDを見たら、「LIVE EVIL」でした。
ああ、これ前に持っていたなあーと思って、ちょっと嬉しくなったものです。
新しい趣味を始めたい方に、ジャズはおすすめです。

最高の入門書があります
私は、この本でジャズに入門しました。
ジャズ自体を知ったのはNHK教育テレビ「さだまさしの音楽工房」服部隆之さんの解説で、興味を持ったのは村上春樹『ポートレイト・イン・ジャズ』でした。
それから、妻の影響もあり、マイルス・デイビスを聞くようになり、ジャズ喫茶に行くようにも。
そこにあった『マイルスを聴け!』というハードカバー本を読み、面白いと思ったジャズ評論家が中山さんでした。
その新刊として出ていた、『超ジャズ入門』。最初からにこにこしながら読める面白さに、ジャズに入門しました。
毎月CDを2枚以上買う、100枚に達したら15枚売って、あらたな100枚を目指す、という方法論が画期的でした。
ジャズのCDの選び方
CDの選び方は、大きな街に出て、タワーレコードとHMVを回って、安い輸入盤を買おう、という内容ですが、さすがにCDショップも減ってしまい、実践が難しいかなと。
この本ではYouTubeには触れられておらず、現代のジャズCDの選び方には合わなくなってしまっています。
いま、ジャズのCDを買い集めるには、どうするか。
2025年のいまなら、ディスクユニオンです。基本、中古です。
ただ、この店は専門店なので、ただの中古ではないです。
品質をラベルで表示してくれていますし、買う前に、盤面のキズを確認させてくれるのです。
ランクBとかでも十分きれいで、CDプレーヤーでの再生には問題ありません。
有名なミュージシャンの、人気のあるCDから買おう
なぜCDか。CDプレイヤーもないよ。
と思うかもしれませんが、せっかくの大人の趣味、CDコンポもついでに買いましょう。
お金を出して、失敗して、ディスクユニオンに売る。という経験を繰り返すことで、自分の好みの音楽、好みのミュージシャンがしぼれてくるのです。
失敗するしか、選び方の精度、ハズレを掴まない力を向上させる方法はありません。
とはいえ、買ったCDがダメだったときの痛みはできるだけ和らげたいもの。
ハズレの確率を下げ、金銭的なダメージも下げる方法があります。
それが、有名なミュージシャンの、人気のあった中古CDを買うことです。
当時はやったジャズのCDアルバムは、大量に出回ったため、値段は安いです。
1枚380円くらいで買えます。音楽配信で買うよりも安いです。
サブスクでは、好みを絞り込む力が付きません。力がついて、この値段、安いです。
そして、有名ミュージシャンの、人気があったアルバムということで、ハズレの確率が下がり、ジャズ好きになりやすい。
いいことしかありません。
ジャズをCDで買う、ということに趣味性が存在するのです。
2025年、お近くのディスクユニオンで、お気に入りのジャズミュージシャンを見つけてみましょう。
ジャズの場合、その人のリーダーアルバムだけでなく、バンドメンバーとしての参加作にもいいものがあります。
新しい世界を、のぞいてみませんか。
編集後記
今日は、横浜市南区役所の「医療費控除確定申告書受付業務」に税理士として従事。
その後、単発相談(メール相談)の内容を受信し、また、Webから小冊子のお申込みを受け付けました。