中小企業の新人経理担当者は「小さな会社」と付いた入門書を買おう

小さい会社の経理は、経理だけをやっているわけにはいかないし、教えてくれる人もいないので、ある程度自分で勉強する必要があります。

参考書として昔読んでいたのが『小さな会社の経理の仕事』(冨永英里(お会いしたことがある気がする)、2007、かんき出版)です。特に、p181の「ソフト開発業」の仕掛品の計算方法の紹介はなかなか貴重です。(でも誤植で、見出しがp187のコピペになってしまっている)

ただ15年が経ち内容が古くなってしまったので、代わりになる本を探していたのですが、ついに見つけました。それが、『オールカラー 小さな会社の総務・労務・経理』(大田原幸司、2021、西東社)です。

もらった請求書の整理の仕方は? 社用車の注意点は? 税理士が経理の方から質問を受けやすいポイントが網羅されていると思います。

この2冊の本の共通点は、定価が税抜1,400円と同額で安いこと、そして索引があることです。