自分の売上・経費を分析してみよう

フリーランスの方にとっては、12月といえば、決算月。

今年の売上・利益が見えてきたところではないでしょうか。
(日々、または月々、経理をやっていれば、ですが)

私もフリーランスの税理士として、11月分までの月次決算は済んでいて、あとは12月分を入力するだけ(翌月初にまとめて)、1月5日には確定申告書等作成コーナーで申告書の送信、ダイレクト納付で納税まで済ませる予定です。

ここで、客観的にご自分の数字を見直してみて、来年、どう動くか考えてみましょう。

12月の象徴 クリスマスツリー(横浜ランドマークプラザ)

売上を分析しよう(品目タグ)

私は、個人的にfreee会計を使っています。
(お客様については、何でも対応しています)

freee会計だと、仕訳にタグを設定できます。
売上高は、いろいろ分析してみたいので、取引先タグと品目タグの両方を設定しています。

品目タグで分析するとこんな感じ。
仕事の種類別の売上高です。これを見直して、やりたい仕事の割合を高めていきたいものです。

ここには入っていませんが、12月にフリーランスの方向けの勉強会を開催します。→ クリエイターのための確定申告講座&相談会 | Peatix
新しい仕事も増やしていくことも考えましょう。

品目タグ分析

取引先が偏っていないかチェックしよう

取引先タグで売上高を分析するとこんな感じです。

取引先タグ分析

お客様で大口取引先がいないというのは、いいことかなと思っています。

大企業1社に売上の50%前後のシェアを占められている会社は多いものですが、その大企業が傾くと、つられて廃業してしまいがちなのが怖いところです。

なので、地元紙の経済面に載る社長インタビューなどは、経営者の方々は注目して読んでいるものです(回覧されることも多いのでしょう)。
しかし、売上先の分散は重要であり、それができている会社は、長続きしているように見えます。

ちなみに、freee会計のCSVエクスポート機能では、タグ別の金額がぱっと分からないので、タグ別の「期間累計」のところのスクリーンショットを取って、CopilotにOCRしてもらうと、分析用データが簡単につくれます。

AI Copilotにスクリーンショットをテキストにしてもらう

金額の大きい経費を把握しよう

経費を勘定科目別に分析すると、こんな感じになりました。

経費の分析

今回、前年比で大幅に増えたのが「支払手数料」で、これが紹介会社のフィーです。
正直、これは高すぎるなと思って、原則、紹介(フリーランス)はやめています。

やめているんですが、なぜか、数カ月に1回程度、個別にNPO法人に限って紹介していただけるので、それは面談するようにしています。

なぜかといっても、私がNPO法人対応・一般社団/財団法人対応をうたっているからで、そこをくんでもらっているのはありがたいことです。

この手数料を払っても、年間で赤字にならないようにしているところです。

近況報告

benten103には、なぜかNPO関係の本がたくさんあるので、ランチをしながら一気に5冊くらい読みました。
その中で気に入ったものは、ぱっとネット注文してみたり。
夜は、ネットフリックスで細田守監督作品(初期のもの)を見返してみたりしています。

1日1新:日本NPOセンター 書籍通販