今年の新曲、聴いていますか?
多くの人は、一生、学生時代に聴いていた曲を聴き続けるようです。
そのこと自体、精神の安定上は非常によいと人から聞きました。
でも私は、今年の新曲を必ず購入するようにしていますし、いままで聞いたことがなかったジャンルにも手を出すようにしています。
(カラオケに行ったら、ぜったいに今年の新曲を歌います)
自分の聴きたい音楽を判断できる力をつけると、メディアの情報に惑わされず、音楽をすなおに楽しめるようになります。
音楽の判断力を身につけるため、新しい音楽・未知のジャンルを聴くようにしましょう。

ジャンルを越境する本を読む
ジャズは2008年頃から聴き始め、はじめは謎と解決、驚きと感動の冒険を楽しんでいたのですが、最近は何を聴いても面白くなく……。
ジャズCDで、自分にとっていいものを選ぶ力をつける方法に、故中山康樹さんが『超ジャズ入門』で提唱していた「コレクションは100枚の真理」があります。
CDを100枚集めたら、聴かないCDを10枚売って、また次の100枚を目指すという方法です。
お金を払って外れをつかむ経験が、いいものをつかむ力につながります。
失敗は成長の母ということです。
サブスクリプションやYouTubeで楽しむだけでは、失敗することができません。
「100枚の真理」を10数年続けると、もう、コレクションされていないCDで、気に入るものが見つからなくなります。
そこで、他ジャンルに越境する必要が出てくるのです。
ここでも、音楽本を頼ります。
私はマイルス・ファンなので、理想的な本がありました。
書籍『アンビエント/ジャズ マイルス・デイヴィスとブライアン・イーノから始まる音の系譜』(原雅明)です。
この本は、マイルスを皮切りに、アンビエントというジャンルに橋渡ししようとする本でした。
まったく知らないジャンルに踏み込むのは勇気がいるもの。
でも、自分の好きなことをかけ橋にできるのであれば、何とかなります。
この本で、マイルスの80年代ボックスセット「ザッツ・ホワット・ハプンド」や、70年代の「ヒー・ラブド・ヒム・マッドリー」とアンビエントとの関係を知りました。
ご自分の好きなジャンル・ミュージシャンと、他のジャンルとにまたがって書かれた本を見つけたら、読んでみましょう。
昔売ったCDを買いなおす
原さんの著書をもとに、ブライアン・イーノを聴き始めました。
もともと、「バイ・ディス・リバー」という曲は2001年の映画「息子の部屋」で知っていて、その音楽と映像のマッチっぷりを堪能したくて、映画館には3度足を運び、DVDも買ったものでした。
イーノとは24年ぶりの再会です。
最初に買ったのは、ブライアン・イーノ「アンビエント1:ミュージック・フォー・エアポーツ」です。
そのときの感触は、前にブログに書きました。
仕事中のBGMに、アンビエント。究極の「ながら」音楽 – 税理士 木村将秀のブログ
その後、「アンビエント2:ザ・プラトウ・オブ・ミラー」「アンビエント4:ザ・ランド」にも進みます。
ジャズとの接続という意味でライブ盤の「スシ、ロティ、ライベクーヘン」、そのあと割と新しい作品「リフレクション」も買いました。iPhoneアプリ版もあるということですが、AndroidユーザーなのでCDで。
ばらばらに買っているのは、ディスクユニオンの店頭で中古在庫を見かけるつど買っているからです。
その後、映画「息子の部屋」のテーマ曲「バイ・ディス・リバー」の入った「ビフォア・アンド・アフター・サイエンス」もDSDリマスタリング盤を買いなおしました。
アンビエントではないですが、その要素は含まれています。
以前もこのアルバムは持っていたのですが、一時期手放していたので。買いなおしは、私はけっこうやっています。
買いなおすという行為は、聴きたいときにお金を払う、そうでないときは手元にCDを置かないということで、自分が今何を好きか、聴きたいかを明確にするために必要です。
購入履歴を見る、自分のルーツを生かす、詳しい人の話を聞く
モノンクル(旧:ものんくる)の7年ぶりのアルバム「僕ら行き止まりで笑いあいたい」がリリースされました。
モノンクル、青天白日MVプレミア公開に至るまでの歴史 – 税理士 木村将秀のブログ
各種サブスク・ダウンロード配信・LPのみのリリースで、もうCDは出ません。
前に書いたとおり、音楽にサブスクリプションは使いません。
ダウンロード購入は、OTOTOYやレコチョクで可能です。
配信は買い、インスタライブも見、レコードプレーヤーもないのにLPも買いました(贈答用)。
歌詞カードやクレジットが見たかったので。
LPは扱っている店が少ないので、タワーレコードやディスクユニオンのホームページの在庫検索を使います。
タワレコやユニオンのホームページでは、店頭購入・通販も含めて、過去の購入履歴が見られます。
(店頭購入時に会員カードを提示したものに限ります)
タワーレコードでは15年ほど、ディスクユニオンでは8年ほどさかのぼれました。
マイルスは過去を振り返ると死にますが、音楽ファンとして、たまには振り返ってみるのもいいでしょう。
昔聞いて、あまり気に入らなかったジャンルは、飽きてしまったミュージシャンも、本や音楽バーの店主との話をきっかけに聴き返すと、新しい発見があり、また音楽の森を冒険しているような楽しみが戻ってきます。
アンビエントに詳しそうなリスニングバーLISTEN(関内)の店主に聴かせてもらった「アンダー・ア・ファミリア・サン」も日本盤CDを買いました。現代アンビエントと紹介されていますが、これもなかなかよかったです。
これらは趣味の話ではありますが、新しい仕事に越境するときも、すでに自分の中にあるルーツとの共通点を見つける、詳しい人に話を聞く、セミナーに出るといった方法で、私は乗り越えるようにしています。
近況報告
1日1新に書いてあることが近況報告のすべてだったりする1日を過ごしました。
確定申告の打合せが年内に3件入りました。
1日1新:benten103でクリエイターのための確定申告講座&相談会の講師、NEOGEO35周年記念展、レコードを買って人にプレゼント、café LEAF II
1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細