老後に趣味を再開する人は多いです。
見ていると、高校時代に好きだったことをまた始めるのがパターンです。
でも、もっと早く実現できないものでしょうか。特に、事業をされている方であれば。
時間と場所が拘束されているのでなければ、仕事のやり方を変えて時間をつくり、現役のうちに趣味を再開したいものです。

私のやっている趣味は
村上春樹の本を読む。
著作もエッセイも翻訳も読んでいます。1人の作家をフォローするだけで様々な作品に触れられるのが楽です。
ゲームセンターで対戦型格闘ゲームを遊ぶ。
いまや希少な業種。行けるときに行っています。人が集まるのが夜が多く、頻繁には行けませんが。
ジャズ喫茶巡り。
希少といえばこれも希少。いつまでもあると思うなの精神で行っています。全国40店舗以上行きました。
ジャズのライブ、CDを聴くなど。
子連れだと無料ライブばかりになりますが、隙あらば行く/聴くようにしています。
今年は横濱ジャズプロムナードのボランティアはできなさそうですが、来年以降はまた考えています。
カラオケや合唱。
小学校の同級生で集まるとカラオケ、高校の同窓会では校歌の合唱練習に参加しています。
昔習った高校の音楽の先生(現:洗足学園、玉川学園講師)が作曲した歌を歌い、プロ、セミプロの伴奏・指導が受けられるのは、楽しいです。
マンガを読む。
知らないマンガはXやはてなブックマーク、知人からの情報で知り、公式の無料で読み、気に入ったら単行本を買っています。
趣味の多くは、昔やっていたもの
こうして見ると、ほとんどは学生時代までにやっていたことがあるものです。
ジャズ関係だけが新しく、20代のころに始めた趣味ですが(今の妻の影響のため)、いずれも20年以上の経験があるものです。
大人になってから始めやすいのは、やはり、過去にやったことがあるものです。
経験があったり、資料や知識をため込んだりしているので、元手があり、再開しやすいのです。
押し入れの中の、昔集めた趣味の古文書類、学生時代の資料を掘り出してみるのが、再開のきっかけになります。
ただ昔の文書を眺めているだけで、「自分がなぜそれを好きになったのか、始めたのか」といった、忘れていたことを思い出すものです。
大学や高校の同窓会に参加し、その中の趣味の会に参加してみるのもよいでしょう。
意外と入っていきやすいので、おすすめです。
気軽に再開するには、昔の趣味の復活を意識しましょう。
趣味の時間をどう確保するか
結局、老後の前に趣味が再開できないのは、仕事で疲れ切ってしまっているからです。
土日は寝るだけ……というのは避けたい。
まずは1日に30分でも、先に趣味の時間を確保して、コツコツやるようにしましょう。
電車で移動する人は、読書や、音楽を聴くところから始めます。
この際、本は再読でも、昔聞いていた音楽でもいいです。
仕事と関係のない、楽しみだけの時間を確保することは、自分自身を回復させることです。
趣味の時間の前に仕事を終わらせることを意識しましょう。
どうしても時間のかかる仕事があれば、やり方を教えてもらうか外注するかしてでも、趣味の時間を作る。
そうしたほうが、疲れ切らず、健康にもなると考えています。
ゲームをやった日は調子がいい なぜか – 税理士 木村将秀のブログ
老後に趣味をとっておくのは、もったいないです。
特に、ひとりではできない趣味については、老後になっても、周囲の人が一緒にやってくれるとは限りませんから。
体力のいる趣味も同様です。いま、楽しんでおきましょう。
近況報告
母校の音楽室に。30年ぶりくらいに入ったのでは……。懐かしかったです。
1日1新:第20回青春かながわ校歌祭 柏陽校歌祭合唱団 練習会に参加

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細