ライブラリーなので、図書館機能があります。ファンでもなかなか読んだ人は少ないだろう村上龍との対談本『ウォーク・ドント・ラン』がありました。しかし、予約した見学時間90分で読み切って、他も見ようと思うと、龍の発言は全部飛ばして読むしかないですね。
村上さんは、発言の内容が古くなったので現在は文庫として流通させていないのだと書いていましたが、一部の発言は今もそのままですね。「普通の仕事をしている人を読者に想定して、その人のために書いている」というのが、『かえるくん、東京を救う』のかえるくんのセリフを思い出させます。
真ん中の写真の奥には、『風の歌を聴け』の「こんなシャツだ。」で有名な挿絵があります。右の写真は、初代ウォークマンの初期ロットのデュアルジャックに付されていたGUYS & DOLLSの元ネタですね。これは、和田誠コレクションです。
同時開催:ジャズと文学。こちらは8月28日までの展示です。