そろそろ、e-Taxマイページにログインしてみよう(確定申告)

例年、1月18日以降は、「確定申告等のお知らせ」がe-Taxのメッセージボックスに届くころです。

今年2024年(2023年分)は、私(税理士)の分はまだ届いていませんが。参考までに、去年2023年(2022年分)は、1月19日の9時54分に届いていました。

それとは別に、e-Taxのマイページには、2023年1月17日時点情報として、自分の確定申告上のステータスが更新されていました。

業界紙によると、1月18日から23日までの間に、メッセージボックスに情報が届くそうです。

e-Taxのデータのほうが情報は早いが、郵便はいつ届くか

税務署からの郵便物が発送される時期も、発表されています。

  • 確定申告用紙の発送 1月23日~25日
  • 納付書のみの発送 1月23日

発送日ですし、昨今の郵便事情ですと、届くのは1月いっぱいになるでしょうか。

自分は青色申告なのか、消費税は簡易課税なのか、あらためて紙で確認できるチャンスです。

e-Taxマイページでも、郵便と同じ情報が早く手に入る

e-Taxのメッセージのほうが、1月18日から順次届くので、郵便より1週間程度早く情報が入手できそうです。

今見ると、去年のままのデータが表示されるので、思っていたのと違ってびっくりするかもしれません。更新日を確認しましょう。

マイページでは、所得税に関して、次のことがわかります。(年1回、1月中旬更新)

  • 青色申告か、白色申告か
  • 優良電子帳簿の届出書が出ているか
  • 予定納税額はいくらか
  • NISA口座を開設しているか

消費税に関しては、次のことがわかります。

  • 簡易課税選択届出書が出ているか
  • 課税事業者選択届出書が出ているか
  • 課税期間特例選択届出書が出ているか
  • 中間納付税額はいくらか

かなり重要なので、1月の終わりには必ずチェックしておきたいページです。

マイページにログインするには、マイナンバーカードが必要

e-Taxの利用開始をしていたり、確定申告会場(税務署など)でパソコン・スマホで申告したりしていると、e-TaxのID(利用者識別番号)とパスワード(暗証番号)が与えられています。

確定申告会場に行ってPC申告をした際に、ID・パスワードの控えの紙を渡されているはずです。数年前の確定申告書の控えの紙といっしょになっているかもしれません。

ID・パスワードがわからない方は、過去の申告書控えを確認してみてください。IDとパスワードがあれば、e-Taxが使えます。

注意点としては、このID・パスワードでログインしても、マイページの内容は、詳細にはわかりません。本人確認されていない、という扱いなのです。(税務署に行って職員に本人確認してもらうと、ID・パスワード方式で電子申告できますが……)

そこで、マイナンバーカードの出番です。役所で発行してもらったときに、4桁の暗証番号をメモした紙を渡されているはずです。

マイナンバーカードをスマホ(マイナポータルアプリ)かICカードリーダーで読み取り、4桁の暗証番号を入力してログインした場合に限って、マイページの内容が確認できます。

申告期限が近付いてからあわてないように、今回のブログでご紹介した下準備を済ませておかれることをおすすめします。

今日のできこと

  • Instagramに渾身の写真をアップしたら、いいねがつきました。素朴にうれしかったです。