節約したい趣味費を管理する

貯金が得意なほうだと自認しています。

とはいえ、去年の家計簿を見直してみたら、自分の好きに使うお金の中では、趣味費が一番多かったですね……。

家計調査では、年12万円くらいが平均となっていましたが、2倍以上使っていました。

Steam Deckや、マイルス・デイビスの20枚組ライブアルバム(コンプリート・モントルー)の中古が高かったですね。

逆に金額が少ないのは、本。村上春樹の新刊を欠かさず買っても、たかが知れています。小説やエッセイを買うのは、わりに低コストな趣味といえそうです。

さすがに反省して、趣味費を管理してみた

これまで家計簿をつけてはいたのですが、月末に結果を見るだけで、途中、いくらくらい買っているのか、見ることはなかったです。

それが、趣味に際限なくお金を使ってしまう原因になっていました。

そこで、今年からは趣味費を使うごとに、Excelのワークシートに別途集計。

また、月の予算を決めて、その上限額まであといくら、というのを算式で出しておくようにしました。

すると、1月は予算比109%と、ちょっと飛び出ましたが、ほぼ管理しきることができました。

1月はフォローしているマンガの単行本が2冊出たので、そのせいでした。

いままでの支出をやめてみる

フォローしていたマンガも、「前ほどじゃなくなってきたな」と思ったので、電子雑誌で最新話を読むのをやめてみました。

同時に、新しいマンガをWebでフォローし始めました。「ふつうの軽音部」という作品です。いまは無料で読めますが、単行本化したら買おうと思っています。

音楽も、新作を買っても「当たりだ!」と思うことが激減してきたので、いったん買うのをやめました。いままでのコレクションを聴けばよいのだし。

お酒も、好みの味の傾向で、値段の安いやつを探してみました。1升1,980円で、なかなか良いのを見つけました。

結果、前年同月比35%ほどに抑えることができました。

支出を減らそうとするとアイデアが生まれる

自分の好きなことを、家族とのレジャー・イベントにして、「余暇」科目に振ってしまうということもやっています。

ビール好きの人は、ビール工場見学に家族で行く、というのもありです。

あとは、仕事で使うパソコンを、自分の好きなブランドの製品にするというのも。

とはいえ、まずは、趣味に使うお金から、本当に満足を得ているのか、立ち止まって考えるのが王道です。

週刊誌も好きだったけど、よく考えれば、別に知らなくてもいいことだしな、とか。

自分の感じ方が変わったら、お金の使い方を変えてみると、新しい行動やアイデアが生まれてきます。

よくない習慣を入れ替えていくためにも、趣味に関する支出の点検をおすすめします。趣味費のリストを出して、大分類(音楽、本、ゲームなど)をつけて分析してみてはどうでしょうか。