『ふつうの軽音部』をずっと読んでいて、最初のほうは、コメント欄等に次回の予想を投稿していました。

でも、他のコメントでは「次回の予想は、作者に良くない影響を与える」という説もあり、しばらく予想を控えていた時期もありました。
でも、予想は自然にしてしまいます。
マンガや小説を読むメリットはないと言われますが、予想してしまうことがメリットだと考えています。
マンガや小説を読むことで、先の展開を予想する訓練になるからです。
先の展開を予想することは、独立して仕事する上で大事なことではないでしょうか。
「これから大変になりそう」という予想が動く理由
先のことは分からないものです。
が、分からなくても、分かったつもりにならなければ、動くことはできません。
勤めていたとき、基本、会社は従業員に先のことを知らせないものだと感じていました。
でも、従業員の立場としては、知らされなくても、先を予想しなければ、自分から動けません。
勤めたままだとこれから大変になりそうだ、と予想するなら、転職や独立をしても大変なので、どっちに行っても変わらないとも言えます。
独立開業していても、「これから大変になりそうだ」と思ったら、いままでどおりをやめて、色々変えていく必要があります。
予想の根拠は
何を元に先を予想しているのか。
けっきょくのところ、過去からいままでの傾向です。
マンガや小説でも、伏線があり、過去回があって、登場人物の未来の行動を予想するものです。
もちろん、めったに当たりません。
前に完全に当てたのは、田口のおまけ漫画の内容予想でした。
外してもいいのです。
マンガの予想を外して損することはありません。
過去のストーリーから、先を予想するという経験が積めたからです。
会計ソフト等で損益や財産状況のデータを整備すれば、これから大変になりそうかどうかは見えてきます。
株の投資で他人の決算書を見るのではなく、自分の決算書なので、予想の精度は高くなるはずです。
熱海を旅行して感じたこと
昨日まで熱海旅行をしていました。
熱海は、会社の社員旅行の定番で、社員旅行をターゲットに発展してきました。
しかし、バブル崩壊とリーマンショック、東日本大震災で、大企業は熱海の保養所などを売却、社員旅行も減少し、いったん熱海は衰退します。
ですが、ここ10年、若い人をターゲットに熱海は生まれ変わり、また活気を取り戻しています。
実際に行ってみると、本当に20代のカップルや女子グループ、男子グループ、小さいお子さんを連れた夫婦を見かけます。
こういう潮目の変わり目に気づき、予想にもとづく路線変更をしたか、しなかったかは重要な分岐点になったでしょう。
ストーリーものを読んだり、観たりして、話の先の予想をする訓練、おすすめです。
近況報告
小田原の「神奈川県立 生命の星・地球科学館」を家族で見学。ここはよかった!
あと熱海駅構内の売店で、味の情報を一切検索せずに、ムードで買ったお酒が好みでおいしかった。
予想が当たると、単純にうれしい。
1日1新:伊豆海 特別純米酒

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細