という長さ情報だけで語ってみましょうか。
試しにAmazonを672ページで検索してみたら、同じ新潮社で672ページの単行本が出てきました。
『灼熱』葉真中顕(2021年)2,860円
『村上春樹新作長編(仮)』は2,970円なので、妥当なお値段では……。これと同じ長さです。
手元にある本で672ページの本がないか探してみたところ、ジェイン・オースティン『高慢と偏見』(中公文庫)が、ジャスト672ページでした。
文庫は1ページ17行、単行本は1ページ19行(『1Q84 BOOK1』実績)なので単純比較はできませんが、『高慢と偏見』を読破したことがある人なら、「あれと同じか、ちょっと長いくらいの話だな」と分かると思います。
ちなみに『1Q84 BOOK1』単行本は560ページ。
「春樹新作のボリュームは、『高慢と偏見』や『1Q84 BOOK1』よりちょっと長いくらい」と覚えておいていただければと思います。