先日、とある家電量販店で買い物をしたら、店員が寄ってきて、アプリを入れてといいます。
ネタとして入れてみようと思い、入れてみましたが、入力項目の多いこと。
店員コードと、店舗コードを入れる。もちろん、教えていただけますが、この接客・登録内容からして、これが店員の成績になるのでしょうね。
たかが、サプライ品を買うのにすごく時間がかかりました。けっして心楽しい時間ではなかったです。
私はポイントが好きではありません。ポイントが嫌いな理由を3つ考えてみました。
お客さまの時間・容量・通信量の負担があるから
ポイントシステムに関しては、ヨドバシ・ビックくらい処理が速ければ、それほど問題ないかなと思っています。これらは利用しています。( Web と店頭でポイント枠が違ったりしますが……)
でも、だいたい、レジ打ちの時間が長くなる原因になっているものが多いと感じます。ポイントがなければ、このレジの人数でもっと多くの商品をさばけるのでは? 人手不足のいま、そっちのほうが利益が大きくならないか? と疑問に感じます。
時間だけでなく、アプリのダウンロードなどでスマホの容量・通信量を消費しています。それで、お客さまの恩恵が若干の値引きかクーポン。
でも、それ前提の値付けですよね? べつにお客さま、得していないのではないかと。
とある本を読んでいたら、「ポイントは嫌い」と述べている方がいて、その著者の方はフリーランス社長。ポイントのやりとりする時間分、仕事したほうがもうかるから。
ポイントは、会社員・公務員のための制度なのでしょう。
国や自治体まで、ポイント制度を取り入れるから
もっとも、国民の大半は会社員・公務員なので、お店がそれをターゲットにするのも道理。それはまったく国にとっても同じなので、公共政策にもポイント還元の発想が取り入れられてしまっています。
でも、公共からもらうポイントって、払った税金ですよね。なので国民も、得していないのではないかと。
私も仕事柄、マイナポイントは試したし、話題にすると喜ばれたりはしましたが、本来の税金の使い方ではないはずです。
税金を使う人たちまで、ポイントの思想に毒されてしまうのが、よくないなあと。
ポイントを使うと、経理が面倒になるから
私はなるべく、シンプルに生きていたいと考えています。
でも、ポイントを使って買い物すると、それが、値引きなのか、お金の代わりに使ったのかで経理が変わりますし、仕訳の本数も増えてしまいます。消費税の課税区分も違いますし。チェックの仕事も増えます。
何十円か何百円かのポイントのために、経理の手間が増える。トータルではマイナスではないでしょうか。
最初の話の家電量販店も、こうなるのが分かっていたので、何度かアプリを使わずに、ポイントもクーポンも使わずに買い物していました。スピーディでした。
それなのに、アプリを使ってみたら、買い物体験としては悪化したかな……。アプリの動作や許可の求めも不安定だし。あとで削除しよう。
事業者の方は、シンプル&スピーディを方針にしていきましょう。
今日の音楽
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- 電気屋さんで買ったのは、 CD ウォークマン用を据え置き利用するための 4.5 V / 1000 mA AC アダプターでした
- ZV-1 を三脚に設置してみました