税理士のための400箇条

税理士新聞連載をまとめた『税理士のための百箇条』シリーズもついに4冊目。400箇条になりました。

平成27年ころから読んでいます。4冊目から突然装丁が変わって、「税理士のための百箇条」は副題に。逆に「実務と判断の指針」という副題は抜け落ちてしまいましたが、これは、税理士としての判断基準を磨くための本です。

「コーヒータイム」とありますが、コーヒーの話は出てきません。カフェで一息つきながら読むような本であるということです。

といっても内容は面白く、税金の制度を概説した本にはぜったいに載っていない知見にあふれています。これを先に読んでおけば、あんな処理はしなかったのに……! と思うこともあるかもしれません。

なお、税理士新聞を発行するエヌピー通信社は、なんと日本新聞協会加盟。ニュース配信など。通信社らしいこともしています。単行本は財経詳報社。税務関係の出版ではけっこうディープ、レアキャラ感があります。