電気屋でも、飲食店でも、たくさんある商品の中から選ぶのは、意外とストレスです。
ネット通販でも、振り返ってみると、迷っていた時間の長さに驚いたことはありませんか?
私は、この点、わりに速く決められます。家電・パソコン選びについて、たまに聞かれることもあります。
家電を中心に、商品選びの時間を短縮するためのポイントをまとめました。
ポイントは、選択肢を絞り込むことです。

新商品を選ぶ
まったく新しい分野の商品であれば、それを買うと決めるのが速いです。
比較対象がありませんので。
ただ、これは例外です。
通常は、同じジャンルの製品がいろいろあるでしょう。
その場合は、そのジャンルの中での新商品の中から選ぶと速いです。
私は今日は、日本酒コーナーで新商品を選んで、実家への贈答用にしました。
日本酒で新商品というのは、それ自体、けっこう珍しいので。
新商品で絞り込んで、自分の必要や好みに合うかどうかで最終的に決定します。
特に、ブログをやっているのであれば、新商品について記事を書けば、閲覧数を増やせます。
REON POCKET PRO を半日使ってみたレビュー – 税理士 木村将秀のブログ
REON POCKET PROの記事を書いてちょうど1カ月、1.2万ビューのうち954ビューで、この記事が月間トップになりました。
最近、暑くなったことも関係ありそうです。
ただ、記事を書いたのは、まだ暑くなる前。求められるタイミングよりちょっと先に書いておくことが重要と考えています。
購入記事でなくても、ご自分の専門分野の記事でも同様です。
一つ、人気のある記事が生まれると、ブログ全体のアクセス数が全体にアップする現象があるので、人気記事づくりへのチャレンジにも向いています。
値引き、ポイントを気にしない
今日もノジマで買い物をしましたが、アプリは入れませんし、500ポイント引けると言われても何も付けずに買います。
試しに1回、店員の提案を受けてみたのですが、20分くらい手続きにかかりました。
以後、アプリは削除、退会して、なにも付けずに買っています。
ヨドバシカメラくらいポイントが付くなら、付けますが。アプリもいりませんし。
もちろん、代替わりのタイミングやセールのときでは、1世代前の製品などが安く買えるので、おすすめです。
しかし、安さを気にするなら、ヤマダデンキのリユース商品のほうが圧倒的に安く、白物家電であればこちらがよいでしょう(私はまだ買ったことがないですが、次は狙っています)。
そういう圧倒的な価格差のない、数パーセント、数百円以下のポイントは、無視していいのではないかと考えています。
ポイントを購入の判断基準にまぜると、判断が鈍ります。節税商品を買うときの判断のように。
白物家電では、パナソニックが「値引きなし/代わりに販売店は返品可(消費者には関係ない話)」の商法に近年切り替えたので、消費者としては「次来るときにセールになるかも……」を気にせずに購入することができます。
ひどい目にあったメーカーのことを忘れない
メーカーを絞り込んでおくことも重要です。
特に、買ってすぐにダメになってしまった経験があるメーカーは、今後避けましょう。
メーカーのブラックリストは、選択肢の絞り込みに役立ちます。
以前はよく買ったり、使っていたりしたPCメーカーがあるのですが、何度かひどい目にあって、以来、絶対買わないようにしています。
トラブルがあって、アフターサービスが良かったメーカーもありますが、トラブルはないに越したことはありません。
ワンミスアウトにすることはありませんが、繰り返したら、ブラックリストに入れておきましょう。
私にはけっこう買わないメーカーのリストがあります。
安心できるメーカーの同じもの(いつもおいしくて、必ず注文してしまう料理)を繰り返し買うのもいいのですが、世界が広がらないデメリットもあります。
聞かれたら教えられる力をつけておくためにも、いろいろ試してみましょう。
編集後記
近所の掃除をした後、実家に家族で遊びに。
1日1新:純米酒 高砂86。新しいタイプの味わいのお酒。中間的な味。酒米も値上がりしているなか、コストとおいしさの両立が図られている。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細