At 11:44 AM 96.12.22…お願いがあります。また、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの続編を書いてほしいのです。…
こんにちは。…『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』はいつかあの続きを書きたいと思ってはいます。「僕」が森の中に入っていってどうなるのか、という話ですね。ずっと先になるかもしれないけれど、たぶんいつか書くと思います。あの小説に関しては書き残していることがまだあるような気がします。…村上春樹拝
『村上朝日堂 夢のサーフシティー CD-ROM版』(太字引用者)
村上朝日堂に届いたメールで、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編を希望するものが何通もありましたが、そのファンの願いは、上のメールから27年ぶりに叶うこととなるのでしょうか?
続編ではなく、「リンクしている長い物語」として、『海辺のカフカ』が書かれ、森の中の街がちらっと出てきましたが。
4月13日発売の最新作は、その元ネタである1980年作『街と、その不確かな壁』の長編化(「蛍」→『ノルウェイの森』方式)、かつ、タイトルがリメイク版(「めくらやなぎと眠る女」→「めくらやなぎと、眠る女」方式)。
元ネタ中編は、「研究者以外読む必要がない」との村上さんの言を信じて読んでいません。
公式サイトで判明しているキーワードは、直接的なリンクを示すもので、根拠は私の直観と上記の村上さんの返信ですが、続編になるのではないか、と予想します。
なるといいな。20年以上ぶりの続編ばやりですし。
「長年のファンを喜ばせること」というのは、あらゆるメーカーやアーティストにやってほしいことの一つです。ファンでいてよかった、思わせることがファンを虜にすると思います。
しかしタイトルだけで書けるのはこのくらいかな。当日は、早朝販売している書店を見つけて、仕事を休んで読もうと思います。
前の『騎士団長殺し』は秋田で買って、一ノ関の「ベイシー」で読みました。東北の震災がらみの本で、偶然の一致に感動したものです。
3/2追記…しかし、公式サイトの紹介文を読むと、続編というより、「街と、その不確かな壁」の改稿版のような気がしてきた。ただ、希望は持っております。