ソニー2023年の新製品 Float Run が届きました。
ソニーは、Bluetooth ヘッドホン/スピーカーのメーカーという印象ですね。
今回の購入の目的は、「歯磨きをしながらセミナーやYouTube動画の音声を聞くこと」です。
この目的を達成するためには、耳から離れたところにスピーカーがあるタイプのヘッドホンが必要です。このシステムだと、歯磨きの音がイヤホンに干渉せず、快適かつ効率的な「ながら聴き」が可能になるのです。
これまで色々試してきました。
過去に買った、耳に接触しないヘッドホン
ソニー PFR-V1…有線、スピーカータイプ。高音がきつく、低音がなさすぎ、装着感が悪く、冬冷たく、しかも高価、という癖のありすぎる製品
シャープ RG-H100…有線、イヤホンタイプ。悪くなかったと思うが、買って早々に破損してしまったので感想が言えない
アイワ HPB-SW40…無線、スピーカータイプ。やはり高音がきつく、またBluetoothヘッドホンとしては無線の受信感度が悪く、発信側のPCやウォークマンから離れると音が途切れる
と、決定版がありませんでした。そこで出たのが Float Run です。
耳と非接触の無線、イヤホンタイプの決定版
ソニー Float Run WI-OE610…無線、イヤホンタイプ。
ソニーのBT製品やヘッドホンは、スペックに表れない性能があります。それが、装着感の良さとBluetooth受信感度の高さです。
つけていても、体に負担感はないです。ずっとつけていられます。
そして、VAIO Zから発する電波を家じゅうで受け止めてくれます。
音質については、公式サイトでも数値をうたっておらず、SBCとAACしか対応していないことから、こだわりは薄そうです。
音質にこだわっていないことが重要です。セミナー音声などの人の声を聴くには、低音や高音は出すぎていないことがメリットになります。音域が広いと、ノイズばかり聞こえたり、長時間使用すると聴き疲れしたりするからです。
かといって、一定のクオリティは保っていますので、ベース音もスカスカではなく、音楽も聴けます。
音声ガイドによる操作性の高さも〇
「電源が入りました」「バッテリー、約100%」「Bluetooth、接続しました」「電源を切ります」などのクールな音声ガイドもよい感じです。
昔のVAIOの「バッテリーの充電が、完了しました」というアナウンスを彷彿とさせますね。
10分充電で60分使えるのも、「使いたいときに使えない」という問題が生じにくいです。
ソニー製品は「あたらしい・かっこいい・ここちよい」が身上と思っている私には、これぞ It’s a SONY と思いました。