芸術の秋に、合唱を再開する

芸術の秋、です。合唱祭のシーズンです。

あちこちのホールで、中学校や高校の合唱祭が開かれているようで、外で並んでいる親御さんたちを見かけます。

音楽を演奏する趣味は、敷居が高いものですが、合唱は、楽譜と身一つあればいい、いちばん始めやすい音楽です。
スポーツでいえばランニングのようなものです。

先週の青春かながわ校歌祭で歌う著者・テノール(やまと芸術文化ホール)

昔取った杵柄

私は、基本的には音楽を聴くだけのファンです。
「音楽が好き」と言うと、「何かやっているの?」と聞かれがちで、困っていましたが、合唱を再開したので、引け目を感じにすみます。これからは。
合唱演奏は、ただただ楽しかったです。

小学生時代は母親の影響でピアノを習って、中学の合唱コンクールで伴奏したり、学生時代はアコースティックギターの練習をしたりしていたこともありましたが、長らく演奏からは離れていました。

中学時代から、合唱で歌うのも好きでした。病み上がりで、薬を飲んで本番で歌ったこともあります。
(声をちょっと小さくして、と言われたことが)

高校時代に、音楽の先生(合唱曲の作曲家で、現在は大学で後進の指導にあたる尾形敏幸先生)が顧問をしている合唱部の助っ人として、参加したことがある程度です。

(部員は3人しかいない。あとは、理科部や合唱団員の社会の先生などの助っ人が10人程度参加)

たまに小学校時代の友人とカラオケで歌ってはいました。
好きな歌は、サイモンとガーファンクル「明日に架ける橋」、佐野元春、さだまさし、オフコースあたり。
(なつかしの歌だけでなく、今年の新曲を必ず歌うようにしています)

どんな趣味でも、昔ちょっとでもかじったことがあれば、いま、やり直すハードルは低いです。

きっかけは「校長センセ宇宙人説」

NHKみんなのうた「校長センセ宇宙人説」を何度かラジオで聞いて、あまりによかったので動画でも見て、何度も聞いて、歌詞とメロディーを覚えてしまいました。クワイアによる合唱曲/J-POPです。

それから家で歌っているうちに、そういえば、母校のOB会の合唱団に入ってみない?と2回くらい誘われていたことを思い出し、参加を申し出ました。

フリーランスで税理士をやっているから、こういうのもパッと始められます。

高校時代に合唱指導を受けた尾形先生の曲をやれる、というのも楽しみでした。
ジャズ、ゴスペル、ブラックミュージックの雰囲気ばりばりのおしゃれな、凝ったブルースでした。

夏から数回の練習会を経て、先日本番があり、大和市シリウスのホールで歌いました。

練習では、プロの合唱指導者の指導、プロのピアニストの伴奏もついていて、楽譜代だけでこんなに練習できていいの?と思いました。

他の高校が、母校の歴史や自慢をアナウンスするなか、音楽の話しかしないうちの高校に笑ってしまいました。
(他校ですが、光陵高校がもともと、横浜国立大学付属高校になることを目指して設立され、頓挫したことが、いま、国大とのつながりが強い理由であると紹介されて、面白かったです)

他校と比べてうちは少人数でしたが、なかなかいい経験でした。

合唱の歌い方の技術を身に着ける

もともと、私は高校では視聴覚委員会・文芸部がメインだったので、アナウンスの練習はしていました。

発声練習(発音器官の位置を意識するもの)、腹式呼吸(腹筋が重要)もしていて、いまもやっています。

息は1分くらい吐きつづけられますので、水中にも1分間潜っていられます。
「明日に架ける橋」の最後のサビの長いメロディーも一息で歌えます。

声を出すという点では同じなので、この土台があったことも、合唱再開になじめた理由です。

指導者の方の話では、声は後ろに出せと。喉が反射板となって、音を正面に跳ね返すといい音が出るのだと。
体操で体を柔らかくして、胴を鳴らすのだと。

高校時代も、部員でもないのに倍音を飛ばす助っ人がいました。こういう技術ができていたのだなと。

歌うときは、他のパートの音もお互いに聴き合うこと、指揮をよく見ることがポイントです。
合唱について、練習と指導者の重要性は、映画「天使にラブソングを…」を見て、疑似体験もできます。

指揮でリズムを確認するのですが、お話をよく聞いて、曲のリズム構造を把握することも重要です。
今回は、四拍子の上に三拍子が乗っているようなリズムで、ジャズファン、DCPRGファンの私には慣れたものでした。
楽譜はかなり無茶でしたが、個人練習用の音源が配布されたので、なんとかついていけました。

音楽や、声を出すことがお好きなら、地元の合唱団、クワイア、母校のOB会の合唱練習に参加してみませんか。

きっかけを見つけて、いっしょに歌いましょう。
練習してうまくなる経験、大人になったら貴重な体験になります。

近況報告

Gmailで受信できなくなっていたメールアドレスのパスワード再設定などと手続き系を。
その後は法人の会計データを弥生会計に入力。税理士会から法人顧問の紹介を受けたり、青色申告会の税務相談の依頼を受けたりするなど。

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