ネット上でどう見られているか、エゴサーチ&Deep Researchしてみる

私は、ネット上に存在するようにしています。

大学入学前後に、インターネットに出会い、その可能性を1999年前後から感じて過ごしてきました。
趣味のホームページもメモ帳で作成( HTML 4.01 Strict , CSS 2.0 )、FFFTPで大学のサーバーにアップしていました。

その延長線上で、税理士事務所のホームページやブログを展開しています。

昔作っていたホームページ(大学から移転後)。CSSを消失して見た目が崩れています

ネット上に存在していると

ネット上で直接、単発相談のご依頼を受けてもいます。
対面でサービスを提供させていただいたこともありますが、一度もお会いしたことのない方から、メール相談を受けたことも複数回あります。

しかし、税理士という職業柄、紹介もいまだに多いものです。
税理士会(税理士の同業者団体)や、NPO法人「税理士による公益活動サポートセンター」からの紹介もしばしば。
会計ソフト会社からの紹介(税理士が高額な手数料を払います)も。

すると、税理士を探されている方は、税理士の名前だけ伝えられて、「あとは税理士から連絡がありますから」みたいな感じになるようです。

ただ、依頼する側からすると、連絡がある前に、その名前で検索されています。

初めてお会いした方から、ブログ・ホームページのプロフィール欄の内容についておっしゃっていただいたこともありました。

反対に、ホームページを読まれた結果、こちらから連絡した時点で「うちとは合わないと思うので、今回はいいです」と断られたこともありました。

そういうデメリットもありますが、ネット上に存在していると、よくもわるくも、紹介先への連絡がスムーズになるようです。
すると、お客様となりうる方がネットで名前を検索したときに、どのようなものが出ているか、事前に見ておくのはよいことです。

通常の検索をすると

いま、Yahoo! 検索してみたら、 自分の名前 “木村将秀” で、約2,040件出てくるようでした。

個人のお名前で仕事をされるフリーランスの方ですと、どうしても同姓同名の方も含まれてしまいます。
私の場合、神戸のお医者さんと、北関東でスポーツをされている方がいるようです。
ふるさと納税寄付者一覧にもあったりしますが、どちらも、横浜の税理士である私とは、別人です。

だいたい、こういったサイトが引っ掛かりました。
SNSは、自分のアカウント、自分が掲載された他のアカウントの両方が出てきます。

  • ホームページ
  • ブログ
  • YouTube
  • X
  • Instagram
  • Threads
  • Facebook
  • LinkedIn
  • lit.link
  • Amazon.co.jp(Kindle本を販売しているので)
  • 井戸端デザイン室(デザイナーさんに仕事を依頼したり、勉強会をやったりするので)
  • 横浜商工会議所(横商サムライねっと)
  • radiko(ラジオに出演したときのポッドキャストのアーカイブ)
  • freee税理士検索
  • ミツモア(未登録でも、NPOに強い税理士として勝手掲載される)
  • 日本税理士会連合会 税理士情報検索サイト
  • 東京地方税理士会(本会) Q&A教えて税理士さん®
  • 東京地方税理士会 横浜南支部 会員名簿
  • 東京地方税理士協同組合 総代名簿
  • 柏樹会(高校の同窓会。PDFの会報にある名前も検索される)
  • 一般財団法人エマージェンシー・メディカル・レスポンダー財団(監事をしているので)
  • 官報データベース(税理士試験の合格発表)

自分のメディアだけでなく、他のメディアにも載っていることがあります。
自分のプロフィールだけを投稿できるサイトもあります。

ざっと見た感じ、ネガティブなものはなさそうでした。
おかしなものが見つかったら、対処したほうがよさそうですが。

Yahoo! リアルタイム検索だと、自分のブログの更新告知だけで埋まるようです。
また、Bingだと、ほとんど自分のブログばかりになります。検索結果がまったく異なります。Bingの利用者は少ないので、影響はなさそうですが。

Gemini Deep Research をすると

AIに聞いてみる方法もあります。

Copilotだとこんな感じに短く要点を回答してくれます。

コンパクトにまとめてくれる Copilot

Gemini Deep Research をすると、かなり長いレポートにしてくれます。

Gemini Deep Research

いまだと、AIに聞いてみる方もいらっしゃるかもしれません。

ご自分でブログやホームぺージを公開していると、これらのAIの調査結果の内容すら、自分である程度コントロールできることになります。
Geminiは、「公式情報が主体であるため…客観的な評価は限定的」と注釈を入れていますが。

いまは、PCを使わない方も、スマホでこれらの検索をされるようなので、ネット上にいる、というだけでは、お客様の属性を絞ることは難しいかもしれません。

しかし、検索されて何もないようだと、店内が見えない飲食店みたいで、入りにくいことは確かです。
店内が見えるようにして、お客様となりうる方に判断していただく。そのつもりで、ネット上に存在するようにしてみましょう。

近況報告

地元の商店街が、最近イベントを数多く開催するようになり、いろんなお店を体験できるので行っています。

1日1新:pan habit、ALOHA歯科の焼きそば、丸山台いちょう坂商店街Winterフェスティバル