合い見積もりを取らない人間になる

合い見積もり(あいみつ)、自分では、ほぼやりません。

数年前にやったことはありますが、時間がかかる、気を遣う、ハラハラする、でいったいこれでいくらトクしたのか、何も覚えていないからです。

合い見積もりを取らない人間になるためのポイントをまとめました。

マーケットでお買い得なものを選ぶ

どんどん買ってみる(使ってみる)

合い見積もりを取りがちなのは、

  • 引越し
  • 住宅設備工事
  • 高額な機器の購入

といった、一生に2回やるかどうか、という買い物です。

要は、経験がないから、高いか安いか分からないので、あいみつを取ってしまうのです。

だったら、自分でそのジャンルのものをどんどん買って(使って)、経験を積めば、高いか安いかはわかるでしょう。

同じ買い物の3回目で、相みつを取っているようでは、経験がない、学んでいないことを自白しているだけになってしまいます。

前より量が多ければ高くなるし、物価や賃金が上がれば高くなるし……といったことを考慮すれば、1回見積りを取れば、暴利なのか不当に安いのかくらい、判断がつくのではないでしょうか。

気に入った同じところから、何度でも買う

補助金の申請の都合上、合い見積もりを要求される場合もあります。

その場合であっても、社長にとっては、もう買いたい先は決まっているものではないでしょうか。

本当に、形式要件を満たすためだけに、あいみつを取る。

過去に利用したサービスがよければ、あいみつを取るまでもなく、今回もそこから買えばいいだけの話です。

価格以外のところに判断基準を置く

あいみつを取るのは、どこから買っても大差がないもの、価格しか違いがないものになりがちです。

しかし、見積もりに来てもらえば、お値段以前に、その人の対応やアイデアなどに感心させられることもあるでしょう。

価格の違いは分かりやすいですが、誰にでも分かる判断基準で選ぼうとすれば、みんながそこに殺到して、納期が遅れたり、結果手に入らなかったりします。

あいみつを取って、3社で一番安いところに決めたとしても、4社目を見ていないので、ほんとうにそれが安いのかは分からない。

最安値を探そうとすること自体、不可能なので、わりきりも必要です。

時間のほうが大切ですし、「この人に頼みたい!」という違いや、自分との相性を感じ取れたかのほうが大切です。

価格だけで判断するのに能力はいりませんが、自分だけがその良さに気づけるのは、他の人にない能力があるから。

自分に合うものを選べる能力を高め、すばやく選び、自分に合うものを使うことが、出て行ったお金の価値を最も高める方法だと考えて、実践しています。

編集後記

横浜市特定健診の結果を聴きに行き、異常ありませんでした。

そのあとは横浜ワールドポーターズの6FにあるNPOスクエアに、初めて訪れました。