夏休みは、なんだかんだ子どもと出かける日が増えるものです。
今日は、下の子の夏休みの宿題を手伝ったり、いっしょに博物館に行ったり。
夏休みももうすぐ終わりですが、学びが多かったです。

横浜みなと博物館へ 「思いがけず面白い」と評判
昔、横浜マリタイムミュージアムだったころから通っている「横浜みなと博物館」(JR・ブルーライン桜木町駅近く)。
ここは、小学校4年生以上のお子様がいらっしゃる方には、おすすめです。
いつも空いているのですが、ぱらぱらいる見学者の方が「思いがけず面白い」ともらしていたのを聞いて、我が意を得たりと思いました。
特に、ガントリークレーンシミュレーター、操船シミュレーターなどは、子どもたちはもちろん、付添のお父さんたち、ご高齢の男性が楽しんでプレイしていました。
ゲームセンターみたいに1プレイ100円としたら、5回やったら入場料の元が取れます。(入場券は、ネットで前売り券として買うとちょっと安くなります)
CGのクオリティがなかなかのものですし、クレーンはクリアタイムでA・B・C評価してくれますが、Aランクを取るのが難しくて、やりがいがあります。
操船シミュレーターのほうは、天候を変えると難易度が上がり、またビジュアルも美しく、楽しめます。
いまがこうであるのには、理由がある
横浜港(もちろん長崎港などにも)には、クルーズ船がやってきます。
先週も大さん橋に来ていました。
ジェット旅客機で国際線が就航するまでは、国と国との移動は、船でした。
定期連絡船があったのです。
それが、飛行機の搭乗によって、国際定期便としての船は、なくなりました。
それでも、船会社としては、何か仕事をやらなければならない。
そこで、こぞってクルーズ船を運航するようになったとのことです。
これなら、飛行機と競合しないと考えて、生まれたビジネスでした。
また、横浜が日本有数の港町になったのは、偶然でした。
ペリーは、江戸で交渉をしたかったのですが、江戸幕府は、できるだけ遠くでやりたいということで下田などを提案しました。
そして、交渉の結果、中間から江戸寄りの横浜が選ばれたのです。
その後も、貿易港や外国人居留地は、中心部から離れた横浜が選ばれ、いまのように発展しました。
ここで横浜が何か努力したわけではありません。偶然による成功というのは、あるのだなと思いました。
歴史を学ぶのは楽しいものです。
いまを観察する
夏休みの宿題では、観察が定番です。
観察には、親も付き添ってやりたいものです。
いま、見るだけですから、昔のことを忘れてしまっていても大丈夫です。
むしろ、学びなおしになります。
小学生の子どもと一緒に夏休みの宿題をやるというのも、いましかできない、期間限定の体験です。
勉強以外も、遊びも、いろいろ付き合ってやりたいものです。
プール、花火、博物館、お友達のご家族と外食……猛暑の中でも、子どもたちといっしょに思い出をつくっていきたい。
そのためには、身も蓋もない話ですが、時間が必要です。
独立していると、土日もない、夜もないという生活になってしまうかもしれません。
売上に結びつく仕事が忙しくて、家族と顔を合わせることが減っているかもしれません。
そんなフリーランスの方にとって、気の進まないバックオフィスをサポートして、家族との時間を取り戻してもらえたら、税理士冥利に尽きるなあ……と思う、今年の夏休みでした。
近況報告
横浜みなと博物館へ家族と。
アイスの「爽」のシャーベットっぽいシリーズをみんなで食べました。これは、どれもおいしい。
夕方はWebセミナーを受講。
1日1新:夏の星空観察

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細