「浪乃音」の銘柄名を知ったのは、ソニー・マガジンズ(のち、エムオン・エンタテインメント)発行の(休刊した)雑誌『デジモノステーション』の日本酒連載漫画でした。20年近く前か?
何でデジタルモノ雑誌で日本酒の連載をしていたのか? まったく意味不明ですが(ニコ・ニコルソン作画)、いま、ヨドバシやビックなどの家電量販店で日本酒を扱っているのが普通なので、先進的な連載であったと思います。
そこで、辛口と付されている「浪乃音」を飲んだ編集者が「甘い!」と叫び、師匠役のおやじが「旨い酒ってのは、甘いんでい!」と答えるシーンは、忘れられないものとなっています。
さて、日本酒は夏はいまいち飲みがたい飲み物で、ビールに譲ってしまいがちなのですが、このお酒「浪乃音 純米酒 火入」は、さっぱりした味で、それでいて淡麗でなく。
純米酒 牧水や特別純米 十水系の味。炭酸感はほぼないけれど、辛口(糖分が少ない)でありながら甘く、飲みごたえはあるものの、蒸し暑い夏でも飲みやすい、いまの季節におすすめの日本酒と思います。
醤油系の料理によく合うのではないでしょうか。
ちなみに、この記事は500字。スレッズってこんな感じですかね。