「バーニング 劇場版」日本の現実に直結したフィクション(ネタバレあり)
村上春樹作品は、1995年までの初期が軽め、中期以降は重めの内容に分かれています。原作『納屋を焼く』は初期の短編小説なので軽めの会話があるのですが、映画版では、そういう明るいポイントは慎重に取り除かれています。 一方、付 … 続きを読む
村上春樹作品は、1995年までの初期が軽め、中期以降は重めの内容に分かれています。原作『納屋を焼く』は初期の短編小説なので軽めの会話があるのですが、映画版では、そういう明るいポイントは慎重に取り除かれています。 一方、付 … 続きを読む
NHKのラジオニュースが「すずめの取締り」と言っていました(あとで訂正が入りました)。さっき会見を見終わったところです。 制作発表なので、メインビジュアルと概要だけ(「すずめ」は主人公の名前)の発表です。声優も決まってい … 続きを読む
「星を追う子ども」は、絵がジブリのナディア・エヴァというのが第一印象ですね。この絵柄なのに怖い描写が多いので、お子様と一緒に御覧になるときには注意してあげてくださいね。 序盤の展開は、新海誠は「空」のビジュアル担当? と … 続きを読む
「秒速5センチメートル」は、短編作家・新海誠監督が、ミュージックビデオの才能を開花させた作品です。これも「君の名は。」に生きてきますね。最初の2話の短編作品が、最後の3話目に強い説得力を与えています。 新海作品は毎回鉄道 … 続きを読む
「雲のむこう、約束の場所」は、初期の傑作に位置づけられると思います。初期の傑作とは何か? 村上春樹でいえば『羊をめぐる冒険』で、エルジェでいえば『タンタンの冒険 青い蓮』。物語が語られ始めました。 新海誠監督のシチュエー … 続きを読む
村上春樹が新訳を出すのは、翻訳が古くなるからで、典型的には「やっこさん」という単語が出てくると、これは古いから新しくしないと、と思うそうです。 同じように考える人はいて、光文社古典新訳文庫が、その名の通り、古典に新訳を付 … 続きを読む
広島市街の空撮シーンでは、平和記念公園と、隣接する中国新聞社の白い社屋が懐かしかったです。コロナで果たせない旅行気分もおまけで付いてきます。 今作は原作に遠慮することなく、『ワーニャ伯父さん』+「シェエラザード」+「木野 … 続きを読む
「天気の子」の衝撃のラストシーンと対になる場面は、警察が来たときに陽菜さんが叫ぶ、「私たち、誰にも迷惑かけてません!」だと思うのです。 誰にも迷惑をかけていないはずの陽菜さんたち、あんまり幸せそうじゃありませんよね。私は … 続きを読む