Google と Bing の検索結果の違いから見る、ブログに書きたい内容

ここ1カ月のブログの統計を取ってみました。

WordPress Popular Posts というプラグインの統計情報を利用しています。

このビュー数に、自分が含まれないようにする方法を使っています。

検索エンジンのシェアはどうなっているのか?

このブログへは、リンクしていただいているサイトからの 流入、 SNS からの流入が多少ありますが、多くは検索エンジンからによるものです。

検索エンジンは、いま、ほとんど Google 系です。 Yahoo! も中身は Google です。主要な検索エンジンのシェアは、以下のとおりです。

検索エンジンパソコンスマホ
Google + Yahoo!83.6 %99.1 %
Bing15.6 %0.4 %
総務省|令和5年版 情報通信白書|データ集 (soumu.go.jp)

Bing がパソコンで健闘しているのは、Windows プリインストールの Edge の URL バーで検索すると、自動的に Bing で検索されるからですね。

今後、 AI に直接聞く人が増えると、参照先のページを見に行く人も減っていったりするのでしょうか……。

Google と Bing で自分の記事のタイトルを検索してみた

検索結果の傾向も異なります。

試しに、自分のブログのこの 1 カ月ビュー数トップ 20 記事のタイトルで検索してみました。

検索ワードがブログの記事タイトルと一致していれば、当然ブログ記事が検索結果のトップに出ると思うでしょう。

Bing はそうなります。すべて 1 位になりました。

ところが、 Google は違います。 19 位とか、 3 ページ目以降(圏外)になるのもざらです。

上位20記事タイトル=検索語句Google の順位Bing の順位
消費税差額の原因を追え!21
ETD Control Helper のせいでシャットダウンできない の対症療法11
全額控除でも出てくる消費税差額の原因、その内訳を全部出す!191
住民税の普通徴収納付書が届いたら、定額減税を確認しよう圏外1
Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overload の攻略(製品版)191
信用金庫の持分(出資金)を譲渡した場合の消費税の課税区分81
会社と中退共の両方から退職金をもらったら、確定申告書等作成コーナーが使えない?(いや使える)111
工事費の請求書の按分計算31
ウィザードリィ 狂王の試練場を魔除けで攻略する11
Steam Deck でゲームが起動しなくなったら、デスクトップモードにしよう21
国税還付金の振込通知書が届かない! e-Tax受取りの注意点圏外1
実質的に債権とみられないものの額をExcel関数で11
Steamを入れたPCの不安定化対策:スリープをしないこと11
『ふつうの軽音部』登場人物の一覧圏外1
請求書・領収書に税抜金額と税込金額が混在していたらインボイス対応が必要圏外1
私はどのように税理士試験 簿記論に2回落ちたか圏外1
月末退職で社会保険料を2カ月分天引きすべきケースとは圏外1
【保存期間】経理資料を廃棄していい日がわかるExcel関数11
「脳を焼かれた」という言葉が当てはまる体験を思い出そう11
同音異義語を避けて効率化11

企業や公的機関のサイトにない情報を書こう

その違いがどこにあるのか、分析してみました。

これはだいぶ前から言われていたことですが、 Google は企業や役所のホームページの情報を重視しています。

ブログの記事内容について、そういった(公的)機関のサイトに同様の情報が載っている場合、ブログはかなり下位に位置付けられるようです。

他方、検索語句に忠実に検索してくれるのが、 Bing といえそうです。その分、ユーザーとしては「検索結果があまり良くないな」と思うこともしばしばですが。

実際にはシェアの大半が Google なので、それに合わせて書こうとすると、企業・役所サイトに載っていないことを書く必要があります。

で、検索される方は、自分に何か困ったことがあるから検索するのですから、お困りごとについて書くとアクセス数は伸びます。

ブログに何を書こうか考える際に、次の 3 つは押さえておきましょう。

  • お客様であれば直面すること
  • 自分も困ったこと
  • 公的機関のサイトに書かれていないこと

さらに、時事ネタ・効率化ネタというのも人気が高い傾向にあります。

究極的には、仕事につながった記事をお客様にお聞きして、そういったタイプの記事を増やしていくことになります。

昨日出席したセミナー

小さな会社の社長のためのセミナー | チームコンサルティングIngIng(WWAVE株式会社)