かれこれジャズというジャンルの音楽を20年くらい聴いています。
正直、人気のあるジャンルではありません。
なぜなら、好きになるまでに、楽しくなってくるまでに、時間がかかる音楽だからです。
J-POPと違い、歌がなく、メロディーが覚えづらく、1曲が長い。
これまでに触れていた音楽をとっかかりに聴いていけるジャンルではありません。
でも、音楽でびっくりしたい、謎を探求したいなど、音楽に何かを求めているのなら、踏み込んでみるのをおすすめしたいジャンルです。
その中でも比較的、人気があって聴きやすいミュージシャン3人を紹介します。

マイルス・デイヴィス
1940年代から90年代まで活躍したミュージシャンです。
試しに、40年代、50年代、60年代、70年代、80年代、90年代の音源をそれぞれ聴いてみてほしいです。
いまならYouTubeで何でも聴きます。
同じ人の音楽とは、思えないはずです。
とはいえ、マイルスだけ変化が激しいというわけでもなく。時代とともに売れる音楽が変わったので、多くのミュージシャンがそれに合わせて演奏を変えていったのですが。
その変化の仕方や、古びない音楽の謎を感じて、追求したくなるミュージシャンです。
何歳になっても、若いバンドメンバーと演奏する姿勢が、経営者に人気ですね。
おすすめアルバムは、次の3つです。
- マイルス・イン・トーキョー
- イン・ア・サイレント・ウェイ
- アガルタ
ウェイン・ショーター
1950年代から2010年代まで活動し、ものすごくアクの強いミュージシャンです。
マイルスのバンドメンバーだったのですが、ショーターが加入する前~メンバーでいる間~辞めた後、でマイルスの音楽がガラっと変わっているのが分かります。
ショーターがいる期間だけ、音楽がダークになっているのです。凍える炎、明るい闇と形容したくなるサウンドです。
他のバンドにいるときも、そのバンドで活発に活動しているときも、バンドリーダーが誰であれ、音楽がショーターのものになってしまうのです。
おすすめアルバムは、
- ライク・サムワン・イン・ラブ(アート・ブレイキー名義)
- 雨月(アート・ブレイキー名義)
- ウイズアウト・ア・ネット
菊地成孔
いまもライブに行くことが可能な日本人ミュージシャンです。
とにかくリズムに特徴があり、リズムに慣れてくると、とても気持ちよく聴けます。
マイルスもショーターも菊地さんもそうですが、ジャズの中では非常にポップです。
サックス、キーボード、ボーカル、ラップなど、いろんな側面から楽しめるのも魅力です。
多くの音源は配信で聴くことができます。
好きになったら、ぜひライブにも足を運んでみましょう。
おすすめアルバムは、
- Tea Times(大西順子名義)
- DCPRGのアルバムで、Circle/Line~HardCore Peaceの入っているもの
- 飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち(モノンクル名義) ※Flowerの間奏
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横浜信金でもろもろの手続きを。その後はKindle本、プロフィール見直し、質問メールに回答など。
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1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細