「脳を焼かれた」という言葉が当てはまる体験を思い出そう

ネットスラングで「〇〇に脳を焼かれたやつら」みたいな言い回しをします。 衝撃的な経験によって、脳が、それと同じ経験を求める状態に固着されてしまう(志向が焼き固められる)といった意味合いです。 餓狼 MOW のバスターウル … 続きを読む

感想『街とその不確かな壁』が読み手を問わない理由

村上作品が読まれる理由が明確になった今作 読了。とてもよかったです。 村上春樹作品を必要とする人々は、日々新たに生まれてくるのだと思います。 その人々とは、「愛する人を失った人々」。初恋(交際に至らない)、最初の恋人、配 … 続きを読む

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の続編となるか 村上春樹『街とその不確かな壁』

At 11:44 AM 96.12.22…お願いがあります。また、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランドの続編を書いてほしいのです。… こんにちは。…『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』はいつかあの続きを書 … 続きを読む

『1Q84』Book3の面白いポイント

村上春樹『1Q84』の面白い点は、あたまからしっぽまで異常な話なのに、ラストだけふつうの話であること、です。 人が亡くなるということの厳粛さを感じられます。 一方、カルト教団側の人死にのあまりの雑さに、唖然とします。この … 続きを読む