節税の考え方

「節税」には、いろんな考え方があるでしょうが、「利益が出ちゃった! 節税しなきゃ」というのは、あまりよろしくないと思います。将来の利益につながらない出費をしがちです。

基本は、こう考えるといいと思います。「○○したいな。同じ効果が得られるとしたら、どの方法が一番節税になるのだろう?」

つまり、やりたいことが先で、節税は後ということです。やりたいことはなるべく焦点が定まっていたほうがよいです。漠然と「車がほしいな」ではなく、「中古車は嫌だから新車をリースしたいな」まで決めておきたいものです。

リースといっても、リース期間、残価設定、頭金、いろんな方法があります。どれを選ぶか。節税の観点からいうと、同じ効果が得られるなら、出て行ったお金ができるだけ多く経費になるようにします。

リースの場合、リース期間が短いほど(限度あり。法定耐用年数の70%)、残価設定が少ないほど、頭金がないほど、節税になります。