消費税法の勉強をしていて思ったのは、「非課税売上げってイヤな感じ」でした。これが多いと、課税売上割合が下がって、控除税額が減るからです。まあその分、課税もされていないのですが。
非課税売上げが増えると税額も控除税額も減るって、どういう意味でしょうか。
非課税売上げという制度の意味は、「非課税売上げがほぼ100%の調剤薬局・病院・アパートの大家さんは、事業者だけど、消費税の申告・納付をしなくていいですよ」ということです。非課税売上げは、「消費税の納税義務の有無」に結びついています。
不課税売上げが100%の人も、意味は同じです。その人は、消費税の申告書を出さなくていいのです。具体的には、会社勤めしてお給料をもらっている人ですね。事業者でもないので、二重に納税義務者にならないようになっています。
非課税・不課税の売上が多くなるにつれ、その人は、消費税法上の事業者から、徐々に消費者に近づいていくのです。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細