独立して仕事をしていて、なんとなく時間がないと感じる。
という場合、使える時間を棚卸してみましょう。
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意外にない仕事をする時間
私の場合、通常、午前に3時間仕事をして、お昼休みが1時間です。
お昼には、必ず仮眠を取ります。午後を眠くしないためです。
もともとは税理士試験の勉強中、昼食後に暗記した内容を定着させるためにやっていましたが、もう10年くらいやっている習慣です。
午後は2時間仕事をして、子どもが帰ってくる頃に家事をして、おやつを食べます。
おやつを食べないと集中力が切れてきてしまうので。これも新卒で入った会社以来の習慣です。
家事も適度に毎日するのが、自宅仕事の環境整備になります。
その後は夕食まで仕事。しかし、集中力が高いのは18時までの7時間ですね。
それ以降は2時間やれますが、負荷の少ない仕事に限ります。
20時以降はすべて家事の時間で、21時半から1時間は趣味(小説を読む、ゲームをするなど)に充てています。
結果、仕事ができる時間は、平日は最大9時間、土日祝は夕方の2時間程度です。
週で51時間、月平均で211時間、年2,403時間が仕事の時間の上限と考えると、案外少ないな、と感じます。
どうしてもピンチなら、土日祝に+4時間使えますが。
1月は正月休みがあるので192.7時間ほど仕事をしました。
読者の方はどうでしょうか。仕事がちゃんとできる時間の上限、一度洗い出してみましょう。
勤務時代はどうだったか
勤務時代は、年1,980時間、通勤時間の年355時間を入れて年2,335時間、仕事に使ってました。
(勤務時代はExcelで業務別の所要時間を緻密につけていました。Excelテーブル→ピボットテーブルで)
1カ月平均だと195時間。これも数年かけてExcelマクロやRPAで時短しての結果です。
こうしてみると、独立してからの仕事の時間のほうが長いですね。通勤はなくなったのに。
なぜかというと、会社の代表や総務の方がやってくれていた仕事を自分がするからです。長くなるのは当然です。
ただ、勤務時代のつらさはないですね。
仕事時間は増えているが、つらい仕事はしていない
仕事時間に、ラジオ体操や発声練習、ブログを書く時間も入れているので、見た目の数字ほどつらくはないのです。
どの仕事も、1日あたりにすれば1時間以下がほとんど。
増えた仕事も、自分で選んだ仕事なので、予定が立てられるのが大きいです。
勤務時代は、予定はほんとうにざっくりとしか立てられませんでした。急に大きな仕事を振られるからです。
アメリカの調査では、最もストレスの少ない仕事は経営者、というものがありました。上司がいないからですね。
M&Aで雇われ社長になった方は、そのあまりのストレスに、会社を売らなければよかったと後悔したそうです。
また、ある病院では、常に1つの手術室を空けておくことで、急な仕事に対応できるようにしています。
サービス業でも同じです。土日祝は予備日にとっておく、金曜日はなるべく予定を入れないようにすると、同じ効果が期待できます。
時間を自分のものにし、ストレスを減らしてきましょう。
編集後記
フォルダや顧客名簿の整理、メール等の雑務を済ます日曜日でした。
趣味はふつうの軽音部、サムライスピリッツ斬紅郎無双剣。