話す仕事の発展(書く→読む→話す)

今月は話す仕事が多かったです。

話す仕事はどうやってできるようにしていくか、まとめました。

まずは書いて、それから話す(氷川丸船内)

最初は原稿を書かざるを得ないが

初めて話す仕事をしたのは、前職のときの約10人相手のセミナーで、ほぼ、読むだけでした。

その後、50人くらいを相手に100分。これもかなり原稿を書きこみました。

結果、100分も話せるかなと思ったのが、100分では足りなくなってしまいました。

準備にかけた時間も長すぎました。

100分話すのに、何時間かけたのか……。

話す時間以下の準備時間で済ませることを目指して、まずはやってみましょう。

書かないほうが自然に話せる

いまは、ラジオ出演を続けていますが、やはりラジオの方からアドバイスがありました。

すべて書かないほうが、自然な受け答えになると。

自分のやりたい仕事こそ、アドバイスはすなおに受けて、直すようにしています。

そうしたら今回は「ちゃんとできていた」とほめていただけました。

書かない「話す仕事」が、目指すべき方向です。

いまは、ざっと書けば、それで2時間程度話せるようになってきました。

原稿を書いても、書いたとおりに話すだけなので、原稿を書くように話せば、そんなに準備はいらないことに気づくはずです。

エピソードを生き生きと話そう

話す仕事で、聴いている人の反応がいいのは、やはり、実際にあった話です(昔の学生時代の話が多い)。

それに、ちょっと自分の感想をつけると、笑っていただけたりします。

そういう話は、「見出し」だけ設定してやれば、いくらでも話せるのです。

あとは、テーマに関連したエピソードを話しているうちに、つい熱が入ってしまうこともあるでしょう。

そこが、あなたの一番大事にしている部分です。

自分自身を発見することにもつながるので、教える仕事は、おすすめです。

時間があまったら心配? そういうときは、手元のPCの、自分のブログを検索して、その話題をちょっと話すとか、最近のトピックスについて、自分の考えを話してみましょう。

長い講義の場合は、休憩時間のスキにやるか、質問受付して、その内容をみんなに共有すれば、ライブ感もあって楽しめます。

最初のうちは、準備の大変さにうちひしがれると思いますが、やはり場数、場数はすべてを解決します。

のびのび自由にやって、それで聴いているお客様に「いままでのやり方でよかったかな?」と思ってもらえるなんて、理想的な仕事と考えています。

編集後記

FMヨコハマ「教えて税理士さん®」で、大学生と税理士試験について。これは、東京地方税理士会広報部として切実なテーマのひとつです。

1日1新:箇条書きをもとに、自然にパーソナリティと会話するように話す