趣味で本を読むなら自由ですが、仕事で読むなら多少、コツのようなものがあります。
インプットが足りずブログが書けない、本が読めていない、本を役立てていない気がするという方に向けて、3つのポイントを紹介します。

語り口が合う著者と長く付き合う
仕事の本であっても、一種の人付き合いです。
自分に合う人、合わない人がいます。
自分に合う人(著者)は、好きなミュージシャンがそうであるように、メインが3人、周辺を含めても数人程度しか出てこないと思います。
どんなに役立つ本でも、文体が合わなければ、読み進めるのがつらくなります。
文体が合う著者の本を、読むようにしたほうが、たくさん読めます。
内容にも重複が少なくなります。
午前中に読む
仕事の本は、それなりに負荷があるので、寝る前に読もうとしても、頭に入らないことが多いです。
午前中に読んで、その日のうちに、その知識を生かして活動してみましょう。
好きな著者で、新刊で、その知識を使う当てがあるなら、すぐに買って読みましょう(これは、家電の選び方と同じです)。
小学校でも朝の読書をやっていますが(私の頃はなかった)、読みたい本があれば、朝のうちに読むのがおすすめです。
使った本の履歴が分かるようにする
仕事の本は、当然、仕事で使うために読むので、つまみ読みが基本です。
つまみ読みでも、読んだ本は、ブラウザの履歴を残すように、最近読んだ本リストを残してみましょう。
紙の本であれば、本棚に「最近読んだ本」スペースをつくり、読んだ順に並べていきます。
すると、数日内に、またその「最近読んだ本」から使う本を選ぶことになります。
意外と、よく使う本は限られています。それが仕事の本の名著ということです。
「最近読んだ本」スペースに並ぶことがない本は、処分してしまってもいいでしょう。
いつでも参照する好きな著者の本は、別途「お気に入り」棚に入れておいていいですが。
好きな著者の本だけ通読し、それ以外は必要な情報だけ読むことで、短い朝の時間でも本を仕事の役に立てることができます。
編集後記
家族と、ときどき行くお菓子屋さんへ。どれにするか迷ったときは「新製品」を選ぶ! で、家族の誰よりも早く決断できます。
まあ、迷うのが楽しいのかもしれませんが。
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1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細