斬サムのプレイヤーのライフは3つしかない

自分のSteam斬サムデビュー戦の配信を発見

斬サムネット対戦 9月3日

Steam版サムライスピリッツ斬紅郎無双剣プレイヤーの方が、配信をYouTubeに上げていました。これは、私がネオジオコレクションを購入した日ですね……。

斬サムは1995年の稼働直後からのリアルタイム勢でしたが、全盛期以降はほぼプレイしておらず、2021年復帰勢なので、リムルルの動きがてれてれですが、デビュー戦は運よく勝利しました。

で、ラウンド1もラウンド2も、相手のガルフォードがKOまでに食らった攻撃の回数に注目していただきたいのですが、どっちも、「3発」でKOされています。

  1. 近立ち中斬り、ジャンプ強斬り、ジャンプ強斬り
  2. 遠立中斬り、しゃがみ強斬り、しゃがみ強斬り

3発でKOなんて、デスクリムゾンじゃないんですから……。

斬サムの魅力は、弱くても勝てる、最後のシンプル格ゲーであること

でも3発ヒットさせられれば勝てる、ということは、初・中級者もジャイアントキリングができる、ということでもあります。

他のテクニカルな格ゲーだと、上級者には触れることもできずに負けてしまいますが、斬サムでは永久連続技を持つキャラなら、1回背後を取っただけで1ラウンドは取れます。

大会の動画を見ても、攻略本の同人誌を出している方も速攻で敗北していたり、Steamのグローバルランキングの上位も下位も勝率が5割くらいだったり。

斬サムはシンプルな操作感で、プリミティブな魅力に溢れています。ゲージ貯めに避け動作といった、KOF’94レベルの新システムにとどまり、複雑化する前の格ゲーの最後の姿をとどめていると言えます。

確かに粗削りで、それは阪神大震災の影響を受けたものだともコメントされますが、それはいい影響も悪い影響もあったということなのでしょう。