その理由は、頭のコリがほぐれるからです。
今月の『文藝春秋』(2023年2月号)に、村上春樹の最新インタビュー(という名の新刊『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』の宣伝)が載っています。
気が散るので、小説を書きながら音楽を聴くことはまずありませんが、翻訳はまあだいたいテクニカルな作業だから、音楽を聴きながらでもできちゃうんです。
「僕とクラシック・レコード」『文藝春秋』2023年2月号
村上さんは、翻訳はある種、趣味だとも述べていました。
小説と翻訳とでは、脳の使う部位が違うので、交互にやるとちょうどいいのだそうです。
税務会計業務で疲れたら、ゲーセンで癒されよう
税理士にとっての対戦型格闘ゲームも、同じだと思います。
税務会計で使う頭と、対戦型格闘ゲームで使う頭は、まったく異なる気がします。
格ゲーでは、「脳を使っていないのでは」というレベルの反応速度が求められます。まあ、目で見て音を聞いてはいるので、使ってないということはないと思います。
「仕事して疲れたあー、眠いー」と思ってゲーセンに行くと、すんごいハイスコアが出せたりします。眠気も取れる。まさに『テレビゲームと癒し』です。
逆に、疲れていないのにゲーセンに行っても特に効果は感じられません。仕事が終わってからゲーセンに行きましょう。
私がゲーセンに行きたくなるとき
私が一番ゲーセンに行きたくなったのは、税理士試験の本試験を受験直後。
試験会場の早稲田大学は、なんと、ゲーセンミカドから徒歩圏なので、毎回(3回)行きましたね。
二番目は、この仕事に転職したばかりで、慣れない業務にストレスフルになった後。
前職で業歴が長くなり、新しい仕事と向き合うつらさとは無縁だったときは、ゲーセンに行こうとは思わなかったですね。
頭を使う仕事の方は、「昔取ったきねづか」の対戦型格闘ゲームで、脳のコリをほぐしてみてはと思います。
「両手が自動で操作しているよう……」と思えるくらいにやりこんだゲームがおすすめです。